図書室の君
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外は生憎の天気。
今日は体育館も使用できないため、室内練習もできない。
来週からの練習メニューを考えた後
柳は図書室へと向かうことにした。
(今日、彼女がいる確率は82%)
雨の日だから、利用者はそこそこいるかと思われたが
図書室は閑散としていた。
彼女がいる場所はいつも決まっている。
(ふむ。やはりいたか)
窓辺に、ひとつふたつ置かれた椅子だけの席。
そこに彼女はいつも座っている。
読む本はだいたいが純文学のようだったが
民俗学系統だったり、グリム童話だったり
歴史書だったりと、割りと幅広く読んでいるようだった。
(黒神蓮、1年生。剣道部所属)
名前と学年と部活動。
それと、彼女が幅広く色んな本を読んでいること
柳が知っているのはそのくらいだった。
蓮に目が行くようになったのは
読む姿勢が綺麗だったからだ。
柳自身も姿勢は正しいほうだが
剣道部、ということもあってか特別綺麗に見えた。
図書室で彼女の姿勢の良さと
読んでいる本を見る、それがいつの間に
柳の日課になっていた。
今日は体育館も使用できないため、室内練習もできない。
来週からの練習メニューを考えた後
柳は図書室へと向かうことにした。
(今日、彼女がいる確率は82%)
雨の日だから、利用者はそこそこいるかと思われたが
図書室は閑散としていた。
彼女がいる場所はいつも決まっている。
(ふむ。やはりいたか)
窓辺に、ひとつふたつ置かれた椅子だけの席。
そこに彼女はいつも座っている。
読む本はだいたいが純文学のようだったが
民俗学系統だったり、グリム童話だったり
歴史書だったりと、割りと幅広く読んでいるようだった。
(黒神蓮、1年生。剣道部所属)
名前と学年と部活動。
それと、彼女が幅広く色んな本を読んでいること
柳が知っているのはそのくらいだった。
蓮に目が行くようになったのは
読む姿勢が綺麗だったからだ。
柳自身も姿勢は正しいほうだが
剣道部、ということもあってか特別綺麗に見えた。
図書室で彼女の姿勢の良さと
読んでいる本を見る、それがいつの間に
柳の日課になっていた。
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