俺の幼馴染を紹介します
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「遅い」
『ごめん、ごめん~。 委員会が長引いちゃって…』
中等部に入って、お互い部活を始め、
委員会にも所属している蓮は
帰りが遅くなることも多い。
ほぼほぼ毎日、時間を合わせて家まで送って帰る。
『…ねえ、若。毎日時間合わせてくれなくてもいいよ?』
「は?」
『だって、疲れてるのにわざわざ待ってもらって…
申し訳ないというか…』
「別に。好きでやってることだ。
お前は気にしなくていい」
『若、あの夏祭りの時からだよね?
あの時のこと、もう引きずらないで
私はもう大丈夫だから』
そう言った蓮の顔は、悲しげな表情をしていた。
『若に迷惑掛けたり、重荷になるのは嫌なの』
確かに、負い目に感じていた。
ただ、それだけじゃない。
俺は、幼馴染としてだけではなく
蓮のことが好きで、ただ純粋に守りたくて
笑顔が見たくて傍にいる。
ただ、それを素直に言葉にできない。
「……俺は、たとえ負い目を感じていたとしても
好きでもないやつに
ここまで親切にしてやれるような
器用な人間じゃない。
俺の性格はわかってるだろ?
普段は、面倒事は嫌いなんだよ…。
それに、お前は変なやつを惹き付けすぎだ。
この先ずっと、追っ払う役がいるんだよ」
蓮はだんだん顔を赤くしていった。
幼馴染なら、いまの言葉でわかるだろう。
(好きだから、傍にいる。
面倒だとか迷惑だとか思ってない。
この先もずっと、君を守るために傍にいる)
『ごめん、ごめん~。 委員会が長引いちゃって…』
中等部に入って、お互い部活を始め、
委員会にも所属している蓮は
帰りが遅くなることも多い。
ほぼほぼ毎日、時間を合わせて家まで送って帰る。
『…ねえ、若。毎日時間合わせてくれなくてもいいよ?』
「は?」
『だって、疲れてるのにわざわざ待ってもらって…
申し訳ないというか…』
「別に。好きでやってることだ。
お前は気にしなくていい」
『若、あの夏祭りの時からだよね?
あの時のこと、もう引きずらないで
私はもう大丈夫だから』
そう言った蓮の顔は、悲しげな表情をしていた。
『若に迷惑掛けたり、重荷になるのは嫌なの』
確かに、負い目に感じていた。
ただ、それだけじゃない。
俺は、幼馴染としてだけではなく
蓮のことが好きで、ただ純粋に守りたくて
笑顔が見たくて傍にいる。
ただ、それを素直に言葉にできない。
「……俺は、たとえ負い目を感じていたとしても
好きでもないやつに
ここまで親切にしてやれるような
器用な人間じゃない。
俺の性格はわかってるだろ?
普段は、面倒事は嫌いなんだよ…。
それに、お前は変なやつを惹き付けすぎだ。
この先ずっと、追っ払う役がいるんだよ」
蓮はだんだん顔を赤くしていった。
幼馴染なら、いまの言葉でわかるだろう。
(好きだから、傍にいる。
面倒だとか迷惑だとか思ってない。
この先もずっと、君を守るために傍にいる)
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