私の知らないキミ
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
今日から中学一年生。
真新しい制服に、なんだかそわそわしてしまう。
姿見で何度もチェックしてしると、インターホンが鳴った。
「蓮、お迎えだよ」
『はーい!』
お父さんの声に返事をしながら、駆け足で玄関に向かうと
私と同じように、真新しい制服を着た幼馴染の姿があった。
「遅い」
『ごめんごめん』
久しぶりに会ったというのに、最初の第一声が『遅い』。
このそっけない態度、相変わらず過ぎて、
しばらく離れてたなんて思えないほどだ。
『同じクラスになれるといいなあ』
「もうお前と同じクラスになるん、飽きたわ」
『そんなこと言って、離れたら寂しいでしょ?』
「…寂しくないわアホ」
毒舌言われても、本気で言ってないってことはわかる。
クールで、飄々として、感情がわかりにくい奴だけど
本当は優しいし。照れ屋で、不器用なだけ。
でも小学生のときは彼のこの毒舌で、
何人もの女の子たちが泣いていたなあ・・。
「・・・なんや」
『え?』
「ニヤニヤした顔しよって、何考えてんねん」
『光と一緒にいるの楽しいなって思ってただけよ』
「アホ」
『はいはい』
このやりとりが、私にとってはすごく楽しい時間。
学校に着くと、正面玄関にクラス表が貼り出されていた。
光と離れて寂しいのは、私の方。
しばらく大阪を離れていたこともあり
正直、学校生活が不安だ。
光と一緒だったら、心強いのだけど・・・。
真新しい制服に、なんだかそわそわしてしまう。
姿見で何度もチェックしてしると、インターホンが鳴った。
「蓮、お迎えだよ」
『はーい!』
お父さんの声に返事をしながら、駆け足で玄関に向かうと
私と同じように、真新しい制服を着た幼馴染の姿があった。
「遅い」
『ごめんごめん』
久しぶりに会ったというのに、最初の第一声が『遅い』。
このそっけない態度、相変わらず過ぎて、
しばらく離れてたなんて思えないほどだ。
『同じクラスになれるといいなあ』
「もうお前と同じクラスになるん、飽きたわ」
『そんなこと言って、離れたら寂しいでしょ?』
「…寂しくないわアホ」
毒舌言われても、本気で言ってないってことはわかる。
クールで、飄々として、感情がわかりにくい奴だけど
本当は優しいし。照れ屋で、不器用なだけ。
でも小学生のときは彼のこの毒舌で、
何人もの女の子たちが泣いていたなあ・・。
「・・・なんや」
『え?』
「ニヤニヤした顔しよって、何考えてんねん」
『光と一緒にいるの楽しいなって思ってただけよ』
「アホ」
『はいはい』
このやりとりが、私にとってはすごく楽しい時間。
学校に着くと、正面玄関にクラス表が貼り出されていた。
光と離れて寂しいのは、私の方。
しばらく大阪を離れていたこともあり
正直、学校生活が不安だ。
光と一緒だったら、心強いのだけど・・・。
1/6ページ