ハンティングゲーム 上
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
※長い
※捏造多め
※デュエルシーンあり
※オリカあり
※夢主はOCG準拠、素良はアニメ準拠
大丈夫な方のみどうぞ
それは咄嗟の判断だった。
「行け!ヴェルズ・オピオン!」
突然始まった謎の侵攻。無数のモンスターが火を放ち、人々はカード化され、故郷は戦場と化した。うろたえる人で溢れる中、決闘者である***は少しでも被害を抑えるべく、モンスターを呼び出していた。
「クソッ…」
だが、数が多過ぎる。いくらオピオンが強力であっても、これでは倒しきれない。敵と応戦している者は他にもいる様だが、このままでは全滅してしまう。
「くっ……!」
何か、何か抗う方法はないのか。神に縋る様な思いで前を見ると、巨大な影が迫っていた。
「………!」
それは猟奇的な玩具だった。ライオンを模したぬいぐるみのフォルムに、胴体と鬣にはホイール型の電動鋸。重量を感じさせる音を立て、そのモンスターは近付いてきた。
更にその横には、小さな男の子が歩いていた。水色の髪をポニーテールに結い、発達途中の体に青いジャケットを身に纏った可愛らしい装い。口にはキャンディーの棒らしきものが咥えられている。とても戦場には似つかわしくなかった。だが、その顔に浮かべる嗜虐的な笑みは***の背筋を粟立たせ、反射的に身構えさせた。
「…………」
ニッ、少年の笑みが深くなった。
「おねーさん、頑張るねぇ」
「………」
「仲間を、故郷をこんな風にされて怒ってるの?」
「………」
「ねえねえ、答えてよぅ」
「…許さない」
「んー?」
「私達の街をこんなに滅茶苦茶にして…!許さない!」
「…フッ! 良いね…やっぱりこうでなくっちゃ」
そう言うと少年は、***の物とは違うデザインのデュエルディスクを構えた。
「隊長…まさか」
「何? 文句でもあるの?」
「ですが――うわっ!?」
制止をする部下達のすぐ前に、少年のモンスターの腕が突き刺さった。
「邪魔しないでよ!ボクはこのおねーさんと遊びたいんだから!」
「は、はい…」
部下達はおずおずと下がり、***の周囲への攻撃を止めた。
「フフフ…それじゃあボクと楽しい決闘をしようよおねーさん。キミが勝ったらこの街への侵攻は止めてあげる。街の人達もみんな元に戻してあげるよ。」
「何っ……!?」
「大丈夫。約束はちゃーんと守ってあげるから、張り切って足掻いてね♪」
少年の邪悪な笑みに、***は歯噛みをした。
(負けられない。みんなを救い出す為に…!)
「デュエル!」
「先行はボクが貰うよ。ボクのターン!」
ぴりっと張り詰めた空気が漂った。
「…なーんちゃって。何か引き悪いみたい…ボクは何もせずにターンエンド。」
少年 手札5 LP4000
「私のターン、ドロー!」
少年の言う『引きが悪い』事が本当なのか、真偽を確かめる手段は無い。だが、街と人が懸かっている以上、***に手を抜くという選択肢は無かった。
しかしそんな意気込みも、手札を見て打ち砕かれる事となる。
「……!」
完全に事故を起こしていた。展開力の高い***のデッキも、これでは形無しだった。
それでも、全く勝機が無いという訳ではなかった。気を持ち直し、***はカードを構える。
「私はヴェルズ・カストルを召喚!このカードの召喚が成功したターン、私はもう一度ヴェルズモンスターを召喚する事が出来る!私はヴェルズ・サンダーバードを召喚!私はレベル4のヴェルズ・カストル、サンダーバードでオーバーレイ!二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築! エクシーズ召喚!」
モンスター達が光となり、混沌の渦へ引き込まれ、力の奔流となる。
「現れろ、ヴェルズ・オピオン!」
姿を表したのは、***のエースモンスターと言うべきオピオンだった。
ヴェルズ・オピオン ATK2550
「おお!もうさっきのドラゴンを召喚出来ちゃうんだ!」
「ヴェルズ・オピオンの効果発動!1ターンに1度、オーバーレイユニットを使い、「侵略の」と名の付いた魔法・罠カードを1枚手札に加える!私は!侵略の汎発感染を選択!」
デッキから一枚のカードが差し出される。***はそれを手札に加えると、高らかに声を上げた。
「バトル!ヴェルズ・オピオンでダイレクトアタック!」
「ぐうっ…!」
少年 LP4000→1450
「初っ端からかましてくれるね…!そういうの、嫌いじゃないよ…!」
ライフは既に半分以下になり、上級モンスターを召喚されたというのに、少年は笑みは崩さない。***はその表情に警戒心を覚えた。
「ヴェルズ・オピオンがいる限り、お互いにレベル5以上のモンスターは特殊召喚出来ない。私はカードを1枚伏せ、ターンエンド」
*** 手札4 LP4000
これが今の手札での最善だった。相手の手の内も分からない以上、対策の立て様も無い。
「ボクのターン!」
少年はキャンディーを咥えたまま言った。決闘が始まった時から思っていたが、離すつもりは無いらしい。
「レベル5以上の特殊召喚封じかあ…厄介だなぁ、これじゃ展開出来ないよ。困ったなぁ、どうしようかなぁ…」
顎に指を添え、考える素振りをする少年。これもまた本当に考えているのか怪しい。
「そうだ! ボクはエッジインプ・ニードルを召喚!エッジインプ・ニードルの効果発動!1ターンに1度、手札のエッジインプモンスターを墓地に送る事で、このカードの攻撃力を墓地へ送ったモンスターの攻撃力分アップする!ボクはエッジインプ・DTモドキを墓地へ送るよ!」
エッジインプ・ニードル ATK1800→3100
「バトルだ!エッジインプ・ニードルでヴェルズ・オピオンを攻撃!」
ヴェルズ・オピオン ATK2550VSエッジインプ・ニードル ATK3100
「っ…!」
*** LP4000→LP3450
「とりあえずこれで大丈夫かな。ボクはカードを2枚伏せて、ターンエンド。」
少年 手札3 LP1450
「私のターン!」
削られたLPは550。まだ勝機はある筈だ。
「私は伏せていた侵略の汎発感染を発動する。これでこのターン、自分フィールド上のヴェルズモンスターは魔法・罠の効果を受けない。相手フィールド上のモンスターの数が自分フィールド上より多い場合、このモンスターを特殊召喚できる!来い!ヴェルズ・マンドラゴ! 更に私はヴェルズ・ヘリオロープを通常召喚する! 私はレベル4のヴェルズ・マンドラゴ、ヘリオロープでオーバーレイ!二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築! エクシーズ召喚!現れろ!ヴェルズ・バハムート!」
ヴェルズ・バハムート ATK2350
「へぇ、今度は別のドラゴンを出すんだ。でもさっきより攻撃力の低いバハムートで、どうやってボクを倒すの?」
なら見せてやると言わんばかりに、***は間髪入れずに言う。
「ヴェルズ・バハムートの効果発動!1ターンに1度、オーバーレイユニットを1つ使い、相手フィールドに表側表示で存在するモンスター1体を選択する。私は手札から「ヴェルズ」と名のつくモンスターを1体捨てる事で、そのモンスターのコントロールを得る!私はエッジインプ・ニードルを選択し、ヴェルズ・オランタを墓地に送る!」
「何っ!?」
少年のフィールドにいたエッジインプ・ニードルが1度消え、***のフィールドへと姿を現した。
「これで終わりだ!ヴェルズ・バハムートとエッジインプ・ニードルでダイレクトアタック!!」
少年に龍の咆哮と鋭い針が襲いかかる。だがそれでも―――少年の笑みは、消えなかった。
「まさか、こんな効果を持つエクシーズモンスターがいるなんてね…正直びっくりしたよ。でもさぁ、甘いんだよねぇ!!」
少年が手を振り上げる。伏せられたカードが明かされる。
「リバースカードオープン!ファーニマル・マリオネット!!」
カードから赤いピアノ線が伸び、エッジインプ・ニードルが絡め取られた。
「相手フィールドに「ファーニマル」もしくは「エッジインプ」と名のつくモンスターが存在する時、相手に800ポイントのダメージを与え、そのモンスターをボクのフィールドに守備表示で特殊召喚する!」
「何だと!?…ぐっ、うっ!」
*** LP3450→2650
真っ赤な糸に巻き付かれたニードルはそのまま引き寄せられ、再び素良のフィールドに鎮座した。
「さあ、どうする?攻撃を続ける?」
「…ヴェルズ・バハムートでニードルへ攻撃。」
ヴェルズ・バハムート ATK2350VSエッジインプ・ニードル DEF1000
爆発音を立て、打ち砕かれた金属の破片が散った。
「私は…これでターンエンド」
*** 手札3 LP2650
相手はまだ手の内を見せていない。上級モンスターすら出していない。***が勝てる望みなど殆ど無かった。
(いやまだだ…まだバハムートが残っている。このターンを凌げば、きっと…!)
「ボクのターン!」
甲高い声が、炎の燃え盛る戦場に、響き渡った。
「そういえば、おねーさんの名前聞いてなかったね。ボクは紫雲院素良。おねーさんのお名前教えてよ!」
きっとこのターンが最後になるだろう。根拠は無くとも、***はそう感じ取った。そして、ニヒルに笑った。
「冥土の土産、って奴かい…?フフッ、私は***、***だよ。」
「***かー!綺麗な名前だね。 …の …しちゃ、ちょっと …かな」
「…?」
素良の言葉の後半は、呟き声で聞こえなかった。
「エクシーズモンスターにも、色々いるんだね。それが分かっただけでも今回は良かったよ。それにヴェルズって本当はもっとすごいデッキなんでしょ?勿体無いなぁ、全力の***と戦ってみたかったなぁ。…だけど残念、もう、終わりだね。」
素良は悲しそうな表情で一度目を瞑った。それから、***の目を見て微笑んだ。
「ボクはエッジインプ・ソウを召喚!このカードが召喚に成功した時、手札の「ファーニマル」モンスターを墓地に送る事で、デッキから2枚ドローする!ボクはファーニマル・シープを墓地へ送る!
そしてたった今手札に加えた融合を使い、手札のファーニマル・ライオとフィールドのエッジインプ・ソウで融合召喚をする!」
「融合…召喚!?」
初めて聞く召喚法に***は思わず声を漏らした。そして素良は、憐れむ様な、蔑む様な眼で***を見る。
「そう、融合召喚。キミ達エクシーズ次元の人間は知らない、もっと素敵な、もっと素晴らしい召喚法。それを今からキミに、たっぷりと見せてあげるよ!」
バキンッ。素良が奥歯で挟み込むと、キャンディーはいとも容易く割れた。
天使と悪魔の魂が、渦の中で溶け合い一つとなる。その光景は、どこかエクシーズと似ていたが、エクシーズ召喚が混沌なら融合は――神秘だった。
「悪魔宿りし鉄の歯よ、牙剥く野獣と一つとなりて、新たな力と姿を見せよ! 融合召喚! 現れ出ちゃえ!全てを切り裂く百獣の王!デストーイ・ホイールソウ・ライオ!」
姿を現したのは決闘前、素良が連れていたモンスターだった。慣れないその狂気的な見た目に脂汗が流れる。
「これが…融合召喚…」
「エクシーズなんかよりよっぽど優れた召喚法だろ?でもね、まだまだこんなもんじゃないんだよ!ボクはもう1枚の伏せカード、デストーイ・カスタムを発動!自分の墓地の「エッジインプ」または「ファーニマル」モンスター1体を対象として発動する!そのモンスターを特殊召喚し、この効果で特殊召喚したモンスターを「デストーイ」モンスターとして扱う!ボクは!エッジインプ・ニードルを特殊召喚する!」
粉砕された鉄同士が身を寄せ合い、元通りの形をフィールドに現した。
そして、素良の手には最後の手札が握られていた。改めてそれを見ると、素良は目を見開き、凶悪な笑みを浮かべた。
「とくとその目に焼き付けるが良い…!本当の、本物の融合召喚を!ボクは魔法カード、魔玩具融合を発動!デストーイモンスター扱いとなったニードル、墓地のDTモドキ、ホイール・ソウ・ライオを除外し、その三枚のカードを素材としたデストーイモンスターを融合召喚するッ!! 悪魔宿りし非情の玩具よ、歯向かう愚民を根こそぎ滅ぼせ!」
両手を組み、胸の前に持っていく。その姿はまるで、祈っているようにも見えた。
「融合召喚!!」
三つの狂った玩具が混じり、異形の形を成す。底知れぬ恐怖の権化の様な姿は、悪魔以上の『何か』だろう。
「現れ出てよ!全ての玩具の結合魔獣!デストーイ・マッド・キマイラ!!」
「………!」
***は絶句した。絶句するしかなかった。その巨大な狂気の塊に、何を申せと言うのだろう。――勝てる訳ない。最初から、希望は無かったのだ。
「マッド・キマイラ、ヴェルズ・バハムートを攻撃ィ!」
ヴェルズ・バハムート ATK2350VSデストーイ・マッド・キマイラ ATK2800
中央のテディベアの口からミサイルが飛ぶ。宙を飛んでいたバハムートは見事狙撃され、散り散りになった。
「ううっ…!」
*** LP2650→2200
「マッド・キマイラの効果発動。破壊したモンスターを墓地からボクのフィールドに召喚する!この効果でコントロールを得たモンスター1体につき、マッド・キマイラの攻撃力を、300ポイントアップする!」
マッド・キマイラ ATK2800→3100
「どんなに強いモンスターも、奪っちゃえば関係無いのさ!相手を奪うモンスターが奪われちゃうなんて…本っ当に皮肉だねぇ!」
笑い混じりに言う素良の瞳には、絶望に染まりながらも現実を直視しようとする***があった。
「…今キミのモンスターで楽にしてあげるよ。ヴェルズ・バハムート、***にダイレクトアタックだ!!」
闇に侵された龍が飛翔する。かつて自分の相棒だったモンスターが、目前へと迫ってくる。
「ああああああああああああああああああっ!!」
瓦礫の上に***は這いつくばっていた。敗けた。救えなかった。その責任感が重くのしかかっていた。
そして同時に、自分もカードにされるという、本能的な恐怖が湧き上がっていた。
「楽しかったよ、***。」
顔を上げるとそこには素良の姿があった。少年らしい笑顔を浮かべている。最後の気力を振り絞り、覚悟を決めて***は立ち上がった。
「…私もカードにされるんだろう?ほら、さっき楽にしてあげるって言ってくれたじゃないか。やるならさっさと―――」
「しないよ?」
「は…?」
思わぬ言葉につい素が出る。
「本当はこういう事しちゃいけないんだけど…ねえ、ボクの世界に来なよ。***ならきっと融合もすぐに使える様になるよ。エクシーズなんかやめて、ボクと一緒に――」
「断る。」
今度は***が素良の意表を突く番だった。
「私の故郷を滅ぼした奴なんぞに着いていけるか。というか、快く返事をすると思っていたのか。だとしたらお前は馬鹿だ。大馬鹿だ。人の心が分からないにも程がある。」
後ろを向き、***は崩壊した街へ消えようとした。だが、素良が***の手を掴んだ事でそれは阻止された。
「獲物の分際で…調子に乗るなよ…!お前らは人として扱われてないんだよ…!黙って愚民は傅いてろよ!!」
強く握られた左手首が痛い。そのまま引き寄せられ、あっという間に距離が詰められる。顔と顔とが10cm程も無い近さで、素良の左手は***の首へと伸びた。
「っぐ、うぅ……」
容赦も躊躇も無い手付き。その小さな手からは想像もつかない程、強い力で首を締められる。
「さあ分かっただろ?ボクについてくるって、言うよね、ねえ?」
「…わか…った、ついて、いく」
手を離された瞬間、空気が肺に入り込み、咳き込んでしまう。
「フフフ…お楽しみはこれから、だよ。」
あとがき・解説
初めてのデュエルシーンでした。大体の流れを決めて書き始めて最後の辺りになってとんでもないミスが発覚したりしたけど無事書けました。…が、私自身まだコンマイ語をちゃんと把握してないのでここおかしくね?ってとこはあると思います。
オリカを作ってみたかったんです。ピンポイントメタしてみたかったんです。以下、オリカとストーリーの説明です。
エッジインプ・ニードル
星3/闇属性/悪魔族/ATK1800/DEF1000
1ターンに1度、手札の「エッジインプ」と名のついたモンスター1体を墓地へ送って発動できる。このカードの攻撃力を墓地へ送ったモンスターの元々の攻撃力分アップする。
エッジインプ版光天使ソード。ATKはブックス。でも永続効果だからこっちの方が上。
オピオン破壊とDT墓地送りとハバムートに奪取される用。最初はATKが1300でギリギリオピオン破壊できるぐらいだったけどミスが見つかり無理矢理アップさせた。これはひどい。「ニードル」の今後出てきそう感が気に入ってます。
ファーニマル・マリオネット
通常罠
(1):相手フィールド上に存在する「ファーニマル」または「エッジインプ」と名のつくモンスター1体を選択して発動する。相手ライフに800ポイントダメージを与え、そのモンスターを自分フィールド上に表側守備表示で特殊召喚する。
ピンポイントメタ。ミラーで対戦する時酷い事になりそう。こっちの800ポイントも私のミスによって追加された豪華特典。縫合蘇生みたいな漢字の名前にしようとしたら良いのを思いつかなかった。なのでベクターに助けを求めた。
ストーリーについて
恐らくツッコミたい所が満載でしょう。一個ずついきます。
まず場所はハートランドじゃないです。エクシーズ次元まるごと狩ったみたいなニュアンスで言われてたので、まあハートランド以外も滅ぼされてるだろ、という事で。
公式で素良きゅんがハンティングゲーム参加してるのかは明言されてません。でも書きたかったから書いた。いわば捏造です。
素良きゅんが何故ホイールソウ・ライオを連れているのか?それは34話で言った「でもお陰で見つかったね。本当に破壊すべき相手が…」という発言と、その前に召喚した時に不審者が反応を見せていたので、『エクシーズ次元に侵攻する時にはシザー・ベアではなくホイールソウ・ライオを使っていた』という仮説の所為です。
隊長呼びは完全に趣味です。エリート様みたいだしこうだったら良いなって。1度言い出したら聞かない系なのも趣味です。趣味の塊ですね。
手札事故はぶっちゃけるとそうでもしないと展開力高過ぎて素良さんが勝てなくなるんで起こしました。ごめんなさい、もっとカードの種類増えた暁にはガチでやってみたいです。
こういう趣味全開捏造話を公式でこれ以上言われる前に書いておきたかった。でも原作沿いも考えてます。でもそれ以上に今素良きゅんへの心配で心臓が張り裂けそうです。
多分デュエルする場面はあんまり需要ないだろうからこれ以降書きません。皆様の御要望があれば書きます。途中の素良きゅんの台詞を見事当てた方には抽選で10名様に素良きゅんとお馬さんごっこして遊ぶ券を差し上げます。嘘です。ヒントは「○○○の○○○しちゃ、ちょっと○○○○かな」。
最後になりましたが夢主が使ってるのはDCのベクターのヴェルズデッキ(星喰みの群)そのまんまです。ベクター様ごめんなさいなんでもするから許してください。手札で腐ってるのは魔のデッキ破壊ウイルスとかブラホとかその辺だと思います。
※捏造多め
※デュエルシーンあり
※オリカあり
※夢主はOCG準拠、素良はアニメ準拠
大丈夫な方のみどうぞ
それは咄嗟の判断だった。
「行け!ヴェルズ・オピオン!」
突然始まった謎の侵攻。無数のモンスターが火を放ち、人々はカード化され、故郷は戦場と化した。うろたえる人で溢れる中、決闘者である***は少しでも被害を抑えるべく、モンスターを呼び出していた。
「クソッ…」
だが、数が多過ぎる。いくらオピオンが強力であっても、これでは倒しきれない。敵と応戦している者は他にもいる様だが、このままでは全滅してしまう。
「くっ……!」
何か、何か抗う方法はないのか。神に縋る様な思いで前を見ると、巨大な影が迫っていた。
「………!」
それは猟奇的な玩具だった。ライオンを模したぬいぐるみのフォルムに、胴体と鬣にはホイール型の電動鋸。重量を感じさせる音を立て、そのモンスターは近付いてきた。
更にその横には、小さな男の子が歩いていた。水色の髪をポニーテールに結い、発達途中の体に青いジャケットを身に纏った可愛らしい装い。口にはキャンディーの棒らしきものが咥えられている。とても戦場には似つかわしくなかった。だが、その顔に浮かべる嗜虐的な笑みは***の背筋を粟立たせ、反射的に身構えさせた。
「…………」
ニッ、少年の笑みが深くなった。
「おねーさん、頑張るねぇ」
「………」
「仲間を、故郷をこんな風にされて怒ってるの?」
「………」
「ねえねえ、答えてよぅ」
「…許さない」
「んー?」
「私達の街をこんなに滅茶苦茶にして…!許さない!」
「…フッ! 良いね…やっぱりこうでなくっちゃ」
そう言うと少年は、***の物とは違うデザインのデュエルディスクを構えた。
「隊長…まさか」
「何? 文句でもあるの?」
「ですが――うわっ!?」
制止をする部下達のすぐ前に、少年のモンスターの腕が突き刺さった。
「邪魔しないでよ!ボクはこのおねーさんと遊びたいんだから!」
「は、はい…」
部下達はおずおずと下がり、***の周囲への攻撃を止めた。
「フフフ…それじゃあボクと楽しい決闘をしようよおねーさん。キミが勝ったらこの街への侵攻は止めてあげる。街の人達もみんな元に戻してあげるよ。」
「何っ……!?」
「大丈夫。約束はちゃーんと守ってあげるから、張り切って足掻いてね♪」
少年の邪悪な笑みに、***は歯噛みをした。
(負けられない。みんなを救い出す為に…!)
「デュエル!」
「先行はボクが貰うよ。ボクのターン!」
ぴりっと張り詰めた空気が漂った。
「…なーんちゃって。何か引き悪いみたい…ボクは何もせずにターンエンド。」
少年 手札5 LP4000
「私のターン、ドロー!」
少年の言う『引きが悪い』事が本当なのか、真偽を確かめる手段は無い。だが、街と人が懸かっている以上、***に手を抜くという選択肢は無かった。
しかしそんな意気込みも、手札を見て打ち砕かれる事となる。
「……!」
完全に事故を起こしていた。展開力の高い***のデッキも、これでは形無しだった。
それでも、全く勝機が無いという訳ではなかった。気を持ち直し、***はカードを構える。
「私はヴェルズ・カストルを召喚!このカードの召喚が成功したターン、私はもう一度ヴェルズモンスターを召喚する事が出来る!私はヴェルズ・サンダーバードを召喚!私はレベル4のヴェルズ・カストル、サンダーバードでオーバーレイ!二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築! エクシーズ召喚!」
モンスター達が光となり、混沌の渦へ引き込まれ、力の奔流となる。
「現れろ、ヴェルズ・オピオン!」
姿を表したのは、***のエースモンスターと言うべきオピオンだった。
ヴェルズ・オピオン ATK2550
「おお!もうさっきのドラゴンを召喚出来ちゃうんだ!」
「ヴェルズ・オピオンの効果発動!1ターンに1度、オーバーレイユニットを使い、「侵略の」と名の付いた魔法・罠カードを1枚手札に加える!私は!侵略の汎発感染を選択!」
デッキから一枚のカードが差し出される。***はそれを手札に加えると、高らかに声を上げた。
「バトル!ヴェルズ・オピオンでダイレクトアタック!」
「ぐうっ…!」
少年 LP4000→1450
「初っ端からかましてくれるね…!そういうの、嫌いじゃないよ…!」
ライフは既に半分以下になり、上級モンスターを召喚されたというのに、少年は笑みは崩さない。***はその表情に警戒心を覚えた。
「ヴェルズ・オピオンがいる限り、お互いにレベル5以上のモンスターは特殊召喚出来ない。私はカードを1枚伏せ、ターンエンド」
*** 手札4 LP4000
これが今の手札での最善だった。相手の手の内も分からない以上、対策の立て様も無い。
「ボクのターン!」
少年はキャンディーを咥えたまま言った。決闘が始まった時から思っていたが、離すつもりは無いらしい。
「レベル5以上の特殊召喚封じかあ…厄介だなぁ、これじゃ展開出来ないよ。困ったなぁ、どうしようかなぁ…」
顎に指を添え、考える素振りをする少年。これもまた本当に考えているのか怪しい。
「そうだ! ボクはエッジインプ・ニードルを召喚!エッジインプ・ニードルの効果発動!1ターンに1度、手札のエッジインプモンスターを墓地に送る事で、このカードの攻撃力を墓地へ送ったモンスターの攻撃力分アップする!ボクはエッジインプ・DTモドキを墓地へ送るよ!」
エッジインプ・ニードル ATK1800→3100
「バトルだ!エッジインプ・ニードルでヴェルズ・オピオンを攻撃!」
ヴェルズ・オピオン ATK2550VSエッジインプ・ニードル ATK3100
「っ…!」
*** LP4000→LP3450
「とりあえずこれで大丈夫かな。ボクはカードを2枚伏せて、ターンエンド。」
少年 手札3 LP1450
「私のターン!」
削られたLPは550。まだ勝機はある筈だ。
「私は伏せていた侵略の汎発感染を発動する。これでこのターン、自分フィールド上のヴェルズモンスターは魔法・罠の効果を受けない。相手フィールド上のモンスターの数が自分フィールド上より多い場合、このモンスターを特殊召喚できる!来い!ヴェルズ・マンドラゴ! 更に私はヴェルズ・ヘリオロープを通常召喚する! 私はレベル4のヴェルズ・マンドラゴ、ヘリオロープでオーバーレイ!二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築! エクシーズ召喚!現れろ!ヴェルズ・バハムート!」
ヴェルズ・バハムート ATK2350
「へぇ、今度は別のドラゴンを出すんだ。でもさっきより攻撃力の低いバハムートで、どうやってボクを倒すの?」
なら見せてやると言わんばかりに、***は間髪入れずに言う。
「ヴェルズ・バハムートの効果発動!1ターンに1度、オーバーレイユニットを1つ使い、相手フィールドに表側表示で存在するモンスター1体を選択する。私は手札から「ヴェルズ」と名のつくモンスターを1体捨てる事で、そのモンスターのコントロールを得る!私はエッジインプ・ニードルを選択し、ヴェルズ・オランタを墓地に送る!」
「何っ!?」
少年のフィールドにいたエッジインプ・ニードルが1度消え、***のフィールドへと姿を現した。
「これで終わりだ!ヴェルズ・バハムートとエッジインプ・ニードルでダイレクトアタック!!」
少年に龍の咆哮と鋭い針が襲いかかる。だがそれでも―――少年の笑みは、消えなかった。
「まさか、こんな効果を持つエクシーズモンスターがいるなんてね…正直びっくりしたよ。でもさぁ、甘いんだよねぇ!!」
少年が手を振り上げる。伏せられたカードが明かされる。
「リバースカードオープン!ファーニマル・マリオネット!!」
カードから赤いピアノ線が伸び、エッジインプ・ニードルが絡め取られた。
「相手フィールドに「ファーニマル」もしくは「エッジインプ」と名のつくモンスターが存在する時、相手に800ポイントのダメージを与え、そのモンスターをボクのフィールドに守備表示で特殊召喚する!」
「何だと!?…ぐっ、うっ!」
*** LP3450→2650
真っ赤な糸に巻き付かれたニードルはそのまま引き寄せられ、再び素良のフィールドに鎮座した。
「さあ、どうする?攻撃を続ける?」
「…ヴェルズ・バハムートでニードルへ攻撃。」
ヴェルズ・バハムート ATK2350VSエッジインプ・ニードル DEF1000
爆発音を立て、打ち砕かれた金属の破片が散った。
「私は…これでターンエンド」
*** 手札3 LP2650
相手はまだ手の内を見せていない。上級モンスターすら出していない。***が勝てる望みなど殆ど無かった。
(いやまだだ…まだバハムートが残っている。このターンを凌げば、きっと…!)
「ボクのターン!」
甲高い声が、炎の燃え盛る戦場に、響き渡った。
「そういえば、おねーさんの名前聞いてなかったね。ボクは紫雲院素良。おねーさんのお名前教えてよ!」
きっとこのターンが最後になるだろう。根拠は無くとも、***はそう感じ取った。そして、ニヒルに笑った。
「冥土の土産、って奴かい…?フフッ、私は***、***だよ。」
「***かー!綺麗な名前だね。 …の …しちゃ、ちょっと …かな」
「…?」
素良の言葉の後半は、呟き声で聞こえなかった。
「エクシーズモンスターにも、色々いるんだね。それが分かっただけでも今回は良かったよ。それにヴェルズって本当はもっとすごいデッキなんでしょ?勿体無いなぁ、全力の***と戦ってみたかったなぁ。…だけど残念、もう、終わりだね。」
素良は悲しそうな表情で一度目を瞑った。それから、***の目を見て微笑んだ。
「ボクはエッジインプ・ソウを召喚!このカードが召喚に成功した時、手札の「ファーニマル」モンスターを墓地に送る事で、デッキから2枚ドローする!ボクはファーニマル・シープを墓地へ送る!
そしてたった今手札に加えた融合を使い、手札のファーニマル・ライオとフィールドのエッジインプ・ソウで融合召喚をする!」
「融合…召喚!?」
初めて聞く召喚法に***は思わず声を漏らした。そして素良は、憐れむ様な、蔑む様な眼で***を見る。
「そう、融合召喚。キミ達エクシーズ次元の人間は知らない、もっと素敵な、もっと素晴らしい召喚法。それを今からキミに、たっぷりと見せてあげるよ!」
バキンッ。素良が奥歯で挟み込むと、キャンディーはいとも容易く割れた。
天使と悪魔の魂が、渦の中で溶け合い一つとなる。その光景は、どこかエクシーズと似ていたが、エクシーズ召喚が混沌なら融合は――神秘だった。
「悪魔宿りし鉄の歯よ、牙剥く野獣と一つとなりて、新たな力と姿を見せよ! 融合召喚! 現れ出ちゃえ!全てを切り裂く百獣の王!デストーイ・ホイールソウ・ライオ!」
姿を現したのは決闘前、素良が連れていたモンスターだった。慣れないその狂気的な見た目に脂汗が流れる。
「これが…融合召喚…」
「エクシーズなんかよりよっぽど優れた召喚法だろ?でもね、まだまだこんなもんじゃないんだよ!ボクはもう1枚の伏せカード、デストーイ・カスタムを発動!自分の墓地の「エッジインプ」または「ファーニマル」モンスター1体を対象として発動する!そのモンスターを特殊召喚し、この効果で特殊召喚したモンスターを「デストーイ」モンスターとして扱う!ボクは!エッジインプ・ニードルを特殊召喚する!」
粉砕された鉄同士が身を寄せ合い、元通りの形をフィールドに現した。
そして、素良の手には最後の手札が握られていた。改めてそれを見ると、素良は目を見開き、凶悪な笑みを浮かべた。
「とくとその目に焼き付けるが良い…!本当の、本物の融合召喚を!ボクは魔法カード、魔玩具融合を発動!デストーイモンスター扱いとなったニードル、墓地のDTモドキ、ホイール・ソウ・ライオを除外し、その三枚のカードを素材としたデストーイモンスターを融合召喚するッ!! 悪魔宿りし非情の玩具よ、歯向かう愚民を根こそぎ滅ぼせ!」
両手を組み、胸の前に持っていく。その姿はまるで、祈っているようにも見えた。
「融合召喚!!」
三つの狂った玩具が混じり、異形の形を成す。底知れぬ恐怖の権化の様な姿は、悪魔以上の『何か』だろう。
「現れ出てよ!全ての玩具の結合魔獣!デストーイ・マッド・キマイラ!!」
「………!」
***は絶句した。絶句するしかなかった。その巨大な狂気の塊に、何を申せと言うのだろう。――勝てる訳ない。最初から、希望は無かったのだ。
「マッド・キマイラ、ヴェルズ・バハムートを攻撃ィ!」
ヴェルズ・バハムート ATK2350VSデストーイ・マッド・キマイラ ATK2800
中央のテディベアの口からミサイルが飛ぶ。宙を飛んでいたバハムートは見事狙撃され、散り散りになった。
「ううっ…!」
*** LP2650→2200
「マッド・キマイラの効果発動。破壊したモンスターを墓地からボクのフィールドに召喚する!この効果でコントロールを得たモンスター1体につき、マッド・キマイラの攻撃力を、300ポイントアップする!」
マッド・キマイラ ATK2800→3100
「どんなに強いモンスターも、奪っちゃえば関係無いのさ!相手を奪うモンスターが奪われちゃうなんて…本っ当に皮肉だねぇ!」
笑い混じりに言う素良の瞳には、絶望に染まりながらも現実を直視しようとする***があった。
「…今キミのモンスターで楽にしてあげるよ。ヴェルズ・バハムート、***にダイレクトアタックだ!!」
闇に侵された龍が飛翔する。かつて自分の相棒だったモンスターが、目前へと迫ってくる。
「ああああああああああああああああああっ!!」
瓦礫の上に***は這いつくばっていた。敗けた。救えなかった。その責任感が重くのしかかっていた。
そして同時に、自分もカードにされるという、本能的な恐怖が湧き上がっていた。
「楽しかったよ、***。」
顔を上げるとそこには素良の姿があった。少年らしい笑顔を浮かべている。最後の気力を振り絞り、覚悟を決めて***は立ち上がった。
「…私もカードにされるんだろう?ほら、さっき楽にしてあげるって言ってくれたじゃないか。やるならさっさと―――」
「しないよ?」
「は…?」
思わぬ言葉につい素が出る。
「本当はこういう事しちゃいけないんだけど…ねえ、ボクの世界に来なよ。***ならきっと融合もすぐに使える様になるよ。エクシーズなんかやめて、ボクと一緒に――」
「断る。」
今度は***が素良の意表を突く番だった。
「私の故郷を滅ぼした奴なんぞに着いていけるか。というか、快く返事をすると思っていたのか。だとしたらお前は馬鹿だ。大馬鹿だ。人の心が分からないにも程がある。」
後ろを向き、***は崩壊した街へ消えようとした。だが、素良が***の手を掴んだ事でそれは阻止された。
「獲物の分際で…調子に乗るなよ…!お前らは人として扱われてないんだよ…!黙って愚民は傅いてろよ!!」
強く握られた左手首が痛い。そのまま引き寄せられ、あっという間に距離が詰められる。顔と顔とが10cm程も無い近さで、素良の左手は***の首へと伸びた。
「っぐ、うぅ……」
容赦も躊躇も無い手付き。その小さな手からは想像もつかない程、強い力で首を締められる。
「さあ分かっただろ?ボクについてくるって、言うよね、ねえ?」
「…わか…った、ついて、いく」
手を離された瞬間、空気が肺に入り込み、咳き込んでしまう。
「フフフ…お楽しみはこれから、だよ。」
あとがき・解説
初めてのデュエルシーンでした。大体の流れを決めて書き始めて最後の辺りになってとんでもないミスが発覚したりしたけど無事書けました。…が、私自身まだコンマイ語をちゃんと把握してないのでここおかしくね?ってとこはあると思います。
オリカを作ってみたかったんです。ピンポイントメタしてみたかったんです。以下、オリカとストーリーの説明です。
エッジインプ・ニードル
星3/闇属性/悪魔族/ATK1800/DEF1000
1ターンに1度、手札の「エッジインプ」と名のついたモンスター1体を墓地へ送って発動できる。このカードの攻撃力を墓地へ送ったモンスターの元々の攻撃力分アップする。
エッジインプ版光天使ソード。ATKはブックス。でも永続効果だからこっちの方が上。
オピオン破壊とDT墓地送りとハバムートに奪取される用。最初はATKが1300でギリギリオピオン破壊できるぐらいだったけどミスが見つかり無理矢理アップさせた。これはひどい。「ニードル」の今後出てきそう感が気に入ってます。
ファーニマル・マリオネット
通常罠
(1):相手フィールド上に存在する「ファーニマル」または「エッジインプ」と名のつくモンスター1体を選択して発動する。相手ライフに800ポイントダメージを与え、そのモンスターを自分フィールド上に表側守備表示で特殊召喚する。
ピンポイントメタ。ミラーで対戦する時酷い事になりそう。こっちの800ポイントも私のミスによって追加された豪華特典。縫合蘇生みたいな漢字の名前にしようとしたら良いのを思いつかなかった。なのでベクターに助けを求めた。
ストーリーについて
恐らくツッコミたい所が満載でしょう。一個ずついきます。
まず場所はハートランドじゃないです。エクシーズ次元まるごと狩ったみたいなニュアンスで言われてたので、まあハートランド以外も滅ぼされてるだろ、という事で。
公式で素良きゅんがハンティングゲーム参加してるのかは明言されてません。でも書きたかったから書いた。いわば捏造です。
素良きゅんが何故ホイールソウ・ライオを連れているのか?それは34話で言った「でもお陰で見つかったね。本当に破壊すべき相手が…」という発言と、その前に召喚した時に不審者が反応を見せていたので、『エクシーズ次元に侵攻する時にはシザー・ベアではなくホイールソウ・ライオを使っていた』という仮説の所為です。
隊長呼びは完全に趣味です。エリート様みたいだしこうだったら良いなって。1度言い出したら聞かない系なのも趣味です。趣味の塊ですね。
手札事故はぶっちゃけるとそうでもしないと展開力高過ぎて素良さんが勝てなくなるんで起こしました。ごめんなさい、もっとカードの種類増えた暁にはガチでやってみたいです。
こういう趣味全開捏造話を公式でこれ以上言われる前に書いておきたかった。でも原作沿いも考えてます。でもそれ以上に今素良きゅんへの心配で心臓が張り裂けそうです。
多分デュエルする場面はあんまり需要ないだろうからこれ以降書きません。皆様の御要望があれば書きます。途中の素良きゅんの台詞を見事当てた方には抽選で10名様に素良きゅんとお馬さんごっこして遊ぶ券を差し上げます。嘘です。ヒントは「○○○の○○○しちゃ、ちょっと○○○○かな」。
最後になりましたが夢主が使ってるのはDCのベクターのヴェルズデッキ(星喰みの群)そのまんまです。ベクター様ごめんなさいなんでもするから許してください。手札で腐ってるのは魔のデッキ破壊ウイルスとかブラホとかその辺だと思います。