小ネタ2
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「ベクター様ッ!ゴルゴンは敵の鏡の盾により、次々と破壊…!奴等はその勢いに乗り、反撃を開始し…!このままでは我が軍はーーーー」
言い切られなかった報告。他の兵士達が騒めく。そして、紫暗の嘲笑。鋭い、痛み。
「そいつを海に叩き落とせェ!」
ーーああ、串刺しにされるって、こんな気持ちなんだ。痛い、凄く痛くて、程度が分からない。仲間達がおずおずと倒れた私に手を掛ける。ぼんやりした視界の中、愉快そうなベクター様が見えた。私もう、死んじゃうんだ。怖いな。何よりもこれ以上貴方様の為に何か出来ないというのが辛い。もっと長くお側にいて、もっと尽くしたかったな。でももし、私のお陰でベクター様が勝てたら嬉しいなあ。さようなら、敬愛の人。貴方の為になら私は命を捧げましょう。
塩辛い海水が、私を包み込んだ。
言い切られなかった報告。他の兵士達が騒めく。そして、紫暗の嘲笑。鋭い、痛み。
「そいつを海に叩き落とせェ!」
ーーああ、串刺しにされるって、こんな気持ちなんだ。痛い、凄く痛くて、程度が分からない。仲間達がおずおずと倒れた私に手を掛ける。ぼんやりした視界の中、愉快そうなベクター様が見えた。私もう、死んじゃうんだ。怖いな。何よりもこれ以上貴方様の為に何か出来ないというのが辛い。もっと長くお側にいて、もっと尽くしたかったな。でももし、私のお陰でベクター様が勝てたら嬉しいなあ。さようなら、敬愛の人。貴方の為になら私は命を捧げましょう。
塩辛い海水が、私を包み込んだ。