「よーし1回目の素材集め終了〜」
「酷い目に遭った……折角の翅に傷が付く」
「うんうん」
「あ〜酷い目に遭ったなあ、こんなんじゃ折角の翅に傷が付いちゃうなあ！」
「……？」
「酷い目に！　遭ったなあ！　折角の翅に！　傷が付いたよ！」
「……ぁあ〜！　よしよし、痛かったねえ、可哀想にねえ」（オベロンの頭を撫でる）
「…………」

「…………」（敵の攻撃をよけると同時に、まあまあ後ろにいる＊＊＊に軽く抱きつく）
「……オベロン？　なんでくっついてるの？」
「海魔って、エネミーの中でも特に嫌悪感を煽る見た目だろ？　つい近くのひとに縋りたくなってね」
「私とオベロンの間にヘラクレスいるのに？」
「…………」

（マイルームで寝転がった状態で）「呼び出しのアナウンスだ」
「行く必要ある？　ついさっきまで素材集めしたばっかりじゃないか」
「そこまで緊急じゃないっぽいとはいえ行かないと……。じゃあ一緒に来る？」
「…………」

（物理的に接触こそしてないものの、ぴったりとべったりを合わせたびったりといった雰囲気で、＊＊＊のすぐ後ろで会議を聞くオベロン）