◇護衛チーム◆
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私は今とんでもなくケーキが食べたい気分だ。
だがしかし、外食ばかりで食費がかさんだり、不運なことに車上荒らしに遭ったことで車の修理費が発生したりだとかで、私たちのチームは贅沢できない状況に置かれていた。
「ねえ~~~~ジョルノ~~」
「どうしたんです? 」
「何かドルチェが食べたい」
「何言ってるんです?今はそんな贅沢している余裕はないんですよ? 」
ジョルノは彼の綺麗な目を伏し目がちにさせながら、低いトーンでそう言った。でも私は知っている。本当は彼だって甘くて美味しいドルチェを食べたいのだ。今はこういった状況に置かれている為、ドルチェを口にすることはないが、普段の彼ならジェラート、プディング、タルトにスフレ……様々なもの口にしているのだ。
「そうだ! 自分で作れば良いんだよ! 」
「それは良い案ですね。それくらいなら安価で済みそうだし、何より凪子の手作りなら皆も嬉しいでしょう」
「えっ? もちろんジョルノも手伝ってくれるよね? 」
お菓子を作るのは好きだけど、せっかくならば一人で作るのではなくてジョルノと一緒に作りたい。一緒に作る約束が出来れば、彼と過ごす時間がたくさん確保できる。それに、チームのメンバー達は普段過酷な任務に追われており精神的にも負担が大きいであろう。皆で食べられるような大きいケーキを焼いて少しでも皆の癒しになってほしいと私は思ったのだ。
「ドルチェは作るより食べる方が好きですが……あなたのお願いなら仕方がない」
ジョルノはやれやれといった様な表情をしたあと、ふふっと少しだけ微笑んだ。
「本当!? 嬉しい!せっかくだから明日の朝早起きして朝市に買い物に行かない? 」
「朝市ですか。そこなら新鮮な食材が安価で手に入りそうですね」
「よしっ、決まり!明日の朝は早起きする約束だからね~!」
そんな二人が楽しそうに笑いあっている様子をひっそりと見ている人物がいることに、彼らはまだ気がついていないようだった。
→ to be continued
だがしかし、外食ばかりで食費がかさんだり、不運なことに車上荒らしに遭ったことで車の修理費が発生したりだとかで、私たちのチームは贅沢できない状況に置かれていた。
「ねえ~~~~ジョルノ~~」
「どうしたんです? 」
「何かドルチェが食べたい」
「何言ってるんです?今はそんな贅沢している余裕はないんですよ? 」
ジョルノは彼の綺麗な目を伏し目がちにさせながら、低いトーンでそう言った。でも私は知っている。本当は彼だって甘くて美味しいドルチェを食べたいのだ。今はこういった状況に置かれている為、ドルチェを口にすることはないが、普段の彼ならジェラート、プディング、タルトにスフレ……様々なもの口にしているのだ。
「そうだ! 自分で作れば良いんだよ! 」
「それは良い案ですね。それくらいなら安価で済みそうだし、何より凪子の手作りなら皆も嬉しいでしょう」
「えっ? もちろんジョルノも手伝ってくれるよね? 」
お菓子を作るのは好きだけど、せっかくならば一人で作るのではなくてジョルノと一緒に作りたい。一緒に作る約束が出来れば、彼と過ごす時間がたくさん確保できる。それに、チームのメンバー達は普段過酷な任務に追われており精神的にも負担が大きいであろう。皆で食べられるような大きいケーキを焼いて少しでも皆の癒しになってほしいと私は思ったのだ。
「ドルチェは作るより食べる方が好きですが……あなたのお願いなら仕方がない」
ジョルノはやれやれといった様な表情をしたあと、ふふっと少しだけ微笑んだ。
「本当!? 嬉しい!せっかくだから明日の朝早起きして朝市に買い物に行かない? 」
「朝市ですか。そこなら新鮮な食材が安価で手に入りそうですね」
「よしっ、決まり!明日の朝は早起きする約束だからね~!」
そんな二人が楽しそうに笑いあっている様子をひっそりと見ている人物がいることに、彼らはまだ気がついていないようだった。
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