◇護衛チーム◆
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今日は久しぶりの休日だ。お気に入りのブランドから新作の口紅が出たので買いに行く予定であった。お洒落なお店が立ち並ぶ場所に行くからには、自分もお洒落な格好で行かなくては。
自分の選ぶコーディネートに自信のない私はいつもの通りに彼に声をかけた。
「ねえアバッキオ!」
「どうした凪子?」
私は手に持ったワンピースをひらひらと揺らしながら彼に見せにいった。
「今日はいつもの店に新作の口紅を買いに行くんだ~!」
「なるほどな。あの辺に出掛けるなら右手に持ってるやつの方が相応しいんじゃあねえか?」
アバッキオは私が右手に持っていた淡いサーモンピンクのワンピースを指差した。彼が選んでくれた物なら安心だ。間違いない。なんたって私は彼のことをチーム内で一番センスの良いメンバーなんじゃあないかと思っているから。身仕度を終えてアジトを出ようとした時だった。
「おい凪子。その、なんだ。もしお前が嫌でなければ俺も一緒に行っても良いか?」
思ってもみない出来事だった。彼とは長い付き合いだが、こうして服を選んでもらうことや、楽しく会話をしたり食事を共に過ごすことはあっても二人だけで一緒に買い物を行くことなど今まで無かったからだ。
「本当!?もちろんだよ!アバッキオにそう言ってもらえるなんてすごく嬉しい!」
「そうか、それなら良かったぜ。お前の好きそうなジェラートの店も近くにあるからな。せっかくだしそこも行こうぜ。」
久しぶりの休日というだけで幸せな気分だったが、まさかのアバッキオと出掛けられることになるとは。楽しい休日になりそう。
何色の口紅を買おうかな?せっかくだし2本買ってアバッキオにプレゼントしようか?おやつのジェラートはオレンジとラムネが良いなあ。
そんなことを考えながら彼の身仕度が終わるのを待っている。
→ to be continued
自分の選ぶコーディネートに自信のない私はいつもの通りに彼に声をかけた。
「ねえアバッキオ!」
「どうした凪子?」
私は手に持ったワンピースをひらひらと揺らしながら彼に見せにいった。
「今日はいつもの店に新作の口紅を買いに行くんだ~!」
「なるほどな。あの辺に出掛けるなら右手に持ってるやつの方が相応しいんじゃあねえか?」
アバッキオは私が右手に持っていた淡いサーモンピンクのワンピースを指差した。彼が選んでくれた物なら安心だ。間違いない。なんたって私は彼のことをチーム内で一番センスの良いメンバーなんじゃあないかと思っているから。身仕度を終えてアジトを出ようとした時だった。
「おい凪子。その、なんだ。もしお前が嫌でなければ俺も一緒に行っても良いか?」
思ってもみない出来事だった。彼とは長い付き合いだが、こうして服を選んでもらうことや、楽しく会話をしたり食事を共に過ごすことはあっても二人だけで一緒に買い物を行くことなど今まで無かったからだ。
「本当!?もちろんだよ!アバッキオにそう言ってもらえるなんてすごく嬉しい!」
「そうか、それなら良かったぜ。お前の好きそうなジェラートの店も近くにあるからな。せっかくだしそこも行こうぜ。」
久しぶりの休日というだけで幸せな気分だったが、まさかのアバッキオと出掛けられることになるとは。楽しい休日になりそう。
何色の口紅を買おうかな?せっかくだし2本買ってアバッキオにプレゼントしようか?おやつのジェラートはオレンジとラムネが良いなあ。
そんなことを考えながら彼の身仕度が終わるのを待っている。
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