page.64 Furinday
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⭐︎L完全溺愛夢小説
裏~激裏・シリアス中心
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「じゃあ、行ってきまーす。晩御飯は何か買ってくるから待っててね」
「ママー行ってらっしゃーい!」
「No Nameちゃん、たまには一人で楽しんでね!」
「ありがとう。桃太さん」
あたしは笑顔で家を出た
頭の中は10年ぶりに会うあの人の事でいっぱいだった
久々にコスメを新調した
あなたが苦手だって言っていたからグロスはやめた
全部あたしの中に染み付いてるよ...
あなたとの思い出がふとした時に顔を覗かせた
14時
待ち合わせの場所に着く
竜崎の姿はまだない
今日の事、覚えてるかな?
ドタキャンとかされたらどうしよう
本当は会う気なんてなかったりして....
どうしよう...
舞い上がってたのはあたしだけだったりして...
気持ちを落ち着けて
「到着しました」
とメッセージを送ったらすぐ既読になって
「私も着きました」
と返事が来た
顔を上げるとそこには 彼 がいた
かつてあたしが人生の全てをかけて愛し
沢山の時間を共有した相手
竜崎
「久しぶり〜!変わってないね〜!」
「お久しぶりです。あなたも変わっていませんね」
10年ぶりにお互いの姿を瞳に映す
抱きつきたい衝動に駆られたけれど
身体が動かなかった
それをしてはいけないと頭で分かっていたから
あたし達は10年ぶりの再会を暫く楽しんだ
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