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⭐︎L完全溺愛夢小説
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8月のあの日からあたしの心は完全にあの人に支配されていた
あの人ならこんな話をしたら笑うかなとか
これあの人に似合いそうとか
あのお店に一緒に行ってみたいとか
寝ても覚めても竜崎の事ばかり考えていた
金曜日が待ち遠しい
毎日掃除をして洗濯をしてご飯を作って子供達を寝かしつける
やる事は山のようにあった
それでも長く感じた
10年ぶりの再会はそれ程あたしの心を踊らせた
何を着て行こうかな?
でもあんまり気合い入り過ぎてると桃太さんに怪しまれそうだし...
何を考えてるんだろう
あたし
ただ会うだけ
やましい事なんて何もない
でも桃太さんに竜崎と会う事を正直に言う勇気がなかった
止められたらと思うと言えなかった
だからその日は午後に少しだけ一人時間を貰う約束をした
本当は一人じゃないのに
そうでもしないと一人になれないから
あたしは
嘘をついた....
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