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夢小説の詳細詳細
⭐︎L完全溺愛夢小説
裏~激裏・シリアス中心
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「ママー!きれー!!」
「わー!はなびだ!はなびだ!!」
沢山の人
皆同じ空を見ている
空に広がる花火がとても綺麗
花火が綺麗なのに
気になるのは携帯の通知ばかり
返事なんて来るはずがないのに
あたしは鼓動がいつもより速くてソワソワしているのを見て見ぬふり出来なかった
〜〜♪♪
「...........竜崎......」
画面には10年以上音信不通だった竜崎からの通知が見えた
「お久しぶりです」
たったこれだけ
スタンプ一つだけ
なのになんでこんなに嬉しいの?
あたし結婚してるのに
竜崎への想いなんて忘れなきゃいけないと思ってずっと蓋をしていたのに
どうしてこんなスタンプ一つだけでこんなにも心が揺さぶられるの?
10年も音信不通だったのに
どうして急に返事をくれたの?
今までは誕生日におめでとうと連絡してもスルーされて
大震災の時でさえ返事をくれなかったのに
なのにどうして
今日返事をくれたの?
まだあたしを覚えててくれたの?
もう怒ってないの...??
ねぇ?竜崎......
竜崎も今同じ空を見てるといいなと思った
あなたの隣には誰もいないといいなと思った
竜崎の気持ちなんか無視して結婚したのは自分なのに
そんなズルい事ばかり考えた
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