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⭐︎L完全溺愛夢小説
裏~激裏・シリアス中心
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Lが大好き
彼の全てが欲しいと思った
忙しい捜査の合間を縫ってこの部屋に来てくれるのが嬉しかった
「No Nameの作るご飯はどれも美味しいです。今度はお菓子もお願いします。」
Lはいつもあたしの作るご飯を残さず食べてくれた
それが凄く嬉しかった
まるで新婚みたい?
Lの事を考えるだけで顔が緩んだ
そして、あの日がやって来る
朝から雨が降っていて浮かない天気だった
Lは少し遅れて部屋にやって来た
「ずぶ濡れです」
「あれ?傘は?」
「嫌いなんですよね。周りの方々に気を遣ってしまうというか...」
「Lってやっぱり変。傘さしてなかったら、周りの方がLに気を遣っちゃうよ?」
「そうでしょうか?私、影薄いですから。」
「なにそれー」
本部に戻るまで数時間
それでもLとの時間はとても貴重で幸せだった
「シャワー借りてもいいですか?流石に気持ち悪いです」
「うん。いいよ。入るかなーと思ってタオル出しといたよ?」
「流石No Nameです。」
Lがバスルームへ向かうと急に部屋が静かになる
一緒に入ればよかったかな
時間勿体無いな
髪洗ってあげたかった
ふとテーブルを見るとLの携帯が置いてあるのが見えた
見ちゃ駄目
Lのなんだし
そもそも人のものを勝手に見るなんて
Lは絶対嫌がる行為だ
でも気になる
だって会ってない時間が長過ぎるんだもん
浮気の心配もゼロではないし
うーん.....
少しだけ....?
5分だけ....?
いや、30秒だけ....!!
あたしは駄目だと思いつつLの携帯に手を掛けてしまった
それが全ての間違いの始まりだった
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