page.57 No.0
夢小説の詳細詳細
⭐︎L完全溺愛夢小説
裏~激裏・シリアス中心
*裏小説につきましては、R-18となっております
*感想は、掲示板までお願い致します
↑old
↓new
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
あれから2年が経った
今はこの地にもだいぶ慣れ
私は全く違う暮らしをしている
でも
忘れられない...
No Nameはもう夜神君と結婚しているかもしれない
もう連絡先は知らないから会う術がない
それでも
忘れられない...
無理なんだ
私の中からNo Nameを消すなんて
人はパソコンとは違うんだ
どうしても消去出来ない...
No Nameだけは消せない...
連絡を取れないようにして
住んでいる所も変えて
No Nameが居ないのが当たり前の暮らしをしているのに
それでも
思い出すのはNo Nameの事ばかりだ
もう逢いたくて仕方なかった
他に好きな人が居ても
結婚していても
とにかく
No Nameに逢いたかった
「運命論なんてものは信じていませんが...
もし本当に運命なんてものがあるならば...
また逢えるんでしょうか...」
誰に言うわけでもなく呟いた
「あたしも、ずっと同じ気持ちだったよ。竜崎。」
「............っ..........夢じゃ...ないんですよね...............No Name...........」
もう離さない
何があっても
私の携帯のメモリのNo.0は
また貴女になりました
私と貴女の新しい物語
今度は
永遠に終わる事のない物語......
end.