page.56 繋がらない君へ
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⭐︎L完全溺愛夢小説
裏~激裏・シリアス中心
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「竜崎。竜崎。なんだ?また休みか。主席が聞いて呆れるな」
講師達もなぜ竜崎が休みなのか分からない様子だった
「気になる?」
「.......え?」
隣で講義を受けている月に見つめられる
「関係ないよ。竜崎とはもう別れてるし。今は月があたしの彼氏だし」
「そうだよな。あいつはもう関係ないもんな」
.........ゴソ
「え......。月.....なにして......」
「しー.........」
月は人差し指を立てて声を出すなというジェスチャーをした
だってここ学校.....
「........ぁ..............。」
机の下で月の指があたしを弄ぶ
学校の講義中なのに
なんでこんな事.......
「どんどん出てくる....。ホントは見られたいんじゃないのか?」
「ちが..........んっ.........」
駄目....
いつもより激しい....
なんでこんな所で....
ひょっとしてヤキモチ...?
やだよ......
この席は...
竜崎といつも肩を並べて講義を受けたお気に入りの席なのに....
後ろの角の窓際の席
ここで手を握って授業を受けたり
教本で隠しながらキスをした事もあった
竜崎....
竜崎との思い出が...
汚されちゃうよ......
突き放したのはあたしなのに
竜崎が好き....
まだこんなに好きなんて.....
....クチュ.......
「..........っ.......!」
「可愛い、No Name....。感じてるって顔してる」
「そんな事ない........」
「イかせてあげる」
「..............!」
月の指が速くなる
もう駄目.....
声...
出ちゃう.............!
「ほら、そこ!ちゃんと聞いてるのか?夜神!」
「!?」
優等生の月の名前が呼ばれ皆一斉に後ろを振り向く
「はい。ちゃんと聞いてますよ。先生」
月は何事もなかったような顔で答える
あたしは教本に顔を埋めるのが精一杯だった
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