page.56 繋がらない君へ
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⭐︎L完全溺愛夢小説
裏~激裏・シリアス中心
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『昨日、ホテル街で夜神君とNo Nameちゃんが歩いてるのを見た』
竜崎が居なくなったのは
大学にこんな噂が流れ始めた頃からだった
「なぁ夜神!あの噂マジかよ!」
「夜神君て、ラブホ行ったりするんだ....。イメージと違う...」
「No Nameってちょっとビッチっぽいから、夜神君騙されてるんじゃない?」
「いーなー。俺もNo Nameさんとヤりてー」
学校内の何処を歩いていても
そんな話ばかりで嫌気がさしていた
別にいいじゃん
ラブホくらい
あんた達だって行ってんでしょ
たまたまあたしと月っていう組み合わせだから
こんなに騒がれてるだけ
月は勉強も出来るし言うことなしのイケメンだから
校内でも人気があった
密かにファンクラブもあるという噂を聞いた事がある
「馬鹿だな。幻想を抱きすぎなんだよ..No Name、気にすることないよ。僕達は僕達の付き合いをすればいいんだから」
「うん...」
竜崎と居た時はどんな噂をされても冷やかされても
ちっとも嫌じゃなかったのに
なんでこんなに嫌な気持ちになるんだろう
凄く後ろめたい事をしているような...
竜崎に悪いような...
何で?
こう思うこと自体が変じゃない?
今は月と付き合ってるんだから
竜崎に悪いなんて思う事ないじゃん
でもその噂が流れ始めて半月
竜崎は全く学校に来なくなった
.