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⭐︎L完全溺愛夢小説
裏~激裏・シリアス中心
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「お待たせしました。行きましょうか。」
「はい」
はい!
アウトーーー!!!!
誰よ、その革ジャンの似合う綺麗なお姉様は!!
あたしなんか、敵うワケないじゃん...
ヒドイよ竜崎...
バカ...
でも、どうせなら決定的な証拠を掴んでやる!
それを竜崎に突きつけてやろう!!
そうでもしなきゃ、あたしの気持ちがおさまらないよ
あたしは暫く二人を尾行することにした
「日本へはいつ?」
「一週間前です。Lから連絡があってとても驚きました。」
「すみません。ここでは竜崎でお願いします。」
「あ、そうでしたね。つい...」
だあぁぁぁぁ~!!!!
何笑ってんだ~!!!!!
あんな表情あたしに見せたことなかったのに...
「じゃあ、そろそろ行きましょうか」
「えぇ」
なによ...
遂にラブホ突入なわけ??
竜崎、その人に今からあたしにしたみたいなキスするんだ...
やだ...
想像したくない...
考えたくない...
暫く歩くとある店の前で二人は足を止めた
「ここって...」
そこはGUERLAINだった
何でこんな高い化粧品の店に...
もしや竜崎、あの人に貢いでるんじゃ...
店の影で待っていると、綺麗にラッピングしてある包みを持った竜崎達が出てきた
もう十分だよ...
これが証拠じゃん...
あたしは覚悟を決めて二人の前に出て行った
「りゅ...竜崎...!!!」
「No Name?!」
明らかに驚いている竜崎
さぁ、これからどうしてくれようか
「その人...」
「初めましてNo Nameさん。南空ナオミです。」
何であたしの名前知ってんのよ!!
宣戦布告!?
でも南空さんの次の言葉はとても意外だった
「竜崎の婚約者さんが、こんなに可愛らしい方なんて。」
「こ...婚約者?!」
それと同時に竜崎の方を振り向くと
真っ赤である。
「いいです、南空さん。私が全部説明しますから。」
そして竜崎があたしの手を取って話始めた
「No Name、結婚しましょう。いえ、して下さい。」
なにそれ。
凄い竜崎らしい。
唐突というか
不器用というか...
「それはそうと、何であたしに黙って南空さんと一緒に居たのよ。あたし、凄く嫌だったんだからね...」
「すみません、嫌な思いをさせてしまって...」
「No Name、これを受け取って下さい」
そう言って、竜崎は先程のGUERLAINの包みをあたしに差し出した
「開けていい?」
「はい。」
これって...
..