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⭐︎L完全溺愛夢小説
裏~激裏・シリアス中心
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外は心地良い暖かさで
あたし達はベンチで気づけば何時間も他愛のない話で盛り上がっていた
「そういえば、流河早樹って本名?」
特に意味もなく
なんとなく聞いた質問だった
でもあたしが期待していた答えとは裏腹に
自称流河は険しい顔をしていた
「...気になりますか?」
「気になるというか...まぁ、初めてその名前を聞いた人なら、本当に同姓同名なのか知りたいんじゃない?...心理学的に」
「なるほど...」
と言葉を漏らし、暫く沈黙が流れた
さっきまでは凄い盛り上がってたのに...
名前の話がそこまでまずかったのかな...
「...確かに」
「!!」
急に沈黙を破って流河が話始めた
「確かにこの名前は本名ではありません」
「ですよねぇ~」
「No Nameさん、キラ事件については知っていますよね?」
「はい。今世間で一番話題の事件ですよね。」
「そうです。そして私は、キラ事件の捜査に関わっている人間なんです」
「!?」
何言ってんの、こいつ...
流河が事件の捜査...?
「それで偽名を名乗っています。物騒な世の中ですよ、まったく...」
「...はぁ..」
状況について行けないんですけどぉ...
「そこで一緒に捜査している者は、私を竜崎と呼びます。」
「竜崎...?」
「私もこちらの呼ばれ方のほうが慣れているので、No Nameさんも宜しければ竜崎と呼んで下さい」
「うん!じゃあ、これからは竜崎って呼ぶね!」
何だか二人だけの秘密が出来たみたいで凄く嬉しい...
最初は変な奴って思ってたのに...
今は竜崎に凄い惹かれてるのが自分でも分かる...
あたしも大概変な奴。
..