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夢小説の詳細詳細
⭐︎L完全溺愛夢小説
裏~激裏・シリアス中心
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身に余る程幸せだった
途中で挟む休憩の時も
竜崎はあたしの中から出て行く事はなくて
繋がったまま横になって抱き締められた
こんな風にしてくれるのに
一夜限りで捨てられるなんて
考えたくなかった
違う。
考えられなかった
「竜崎も...イって良いんだよ...?」
「まだ大丈夫です...気持ち良くさせるのが先ですから...」
どんどん侵食される
もうきっと戻れない
貴方なしでは生きて行けなくなる
暫く律動を続けていると
竜崎の様子が変な事に気付いた
「変ですね...イけません...」
「え...?」
ずっと竜崎に任せっきりで
疲れさせてしまったんだろうか
でも竜崎自身は熱を失う事なく
あたしのナカから出て行こうとはしなかった
「緊張しているからでしょうか...」
「ゆっくりしよう...?ね..?」
あたしは竜崎のペースを守りながら
竜崎に躯を預けた
でも最後まで
彼の欲望が放たれる事はなかった...
あたし達は
生まれたままの姿のままベッドに横になって
浅い眠りに就いた
竜崎が何度も
良かったです。
と言ってくれていたのを覚えている
この温もりを手放したくなくて
あたしは例え寝づらい体勢でも
竜崎から離れる事はなかった
眠れなくても
竜崎の寝息と表情を脳裏に焼き付ける事が出来て
あたしは幸せだった
.