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夢小説の詳細詳細
⭐︎L完全溺愛夢小説
裏~激裏・シリアス中心
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出逢いは突然だった
彼に仕組まれたわけでもなく
あたしが仕組んだわけでもない
もし誰かが導いてくれたとしたら
それは間違いなく神だろう...
一目惚れではない
貴方と話しているうちに
どんどん引き込まれていく自分に気付いた
言葉はいらなかった
口付けで貴方の心が伝わったから
ずっと離される事のない左手
貴方の体温
吐息
時間が止まれば良いと思った...
神様は少しはあたしのお願いを聞いてくれた?
唇は離れても
繋いだ左手は離れる事がなかった
キスの時
ずっと優しく髪を撫でていてくれた
大事なものを触るみたいに
ゆっくりと
時には深い口付けをくれて
それだけで息が上がって声を漏らす
「そんな声を出して...止まらなくなりますよ...」
「竜崎さん...やめないで...」
竜崎
彼の名前
本当かどうかも分からない
年もサバよんでるかもしれないし
他にも女がいるかもしれない
こんな理想的な人
ほっとくわけがないじゃない...
きっと一夜限りで捨てられる...
まともな思考回路が働けば
そういう考えも出来たかもしれないけど
既に理性は残っていなかった...
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