竜崎と連絡を絶って３日目

もう涙も枯れてしまったのか
あたしの頬を濡らす事はなかった


会ってない時間は
竜崎がしているだろう事を想像して時間を潰す

キラ事件をあたしなりに推理してみたり

お菓子を胸やけするくらい食べてみたり

例の座り方で椅子に座ったり


竜崎の事を思い浮かべながら過ごしていた




「もう...限界だよ...」

３日振りの涙が
頬を濡らした


連絡を取り合っていて会えないのと
全く連絡を取らずに会えないのでは
全然重さが違うんだ...

何でこんな基本的な事を忘れていたんだろう...


毎日会えていたから
連絡を取れるという有り難さが分からなくなっていたんだ...


そしてあたしは我が儘ばっかり言っていた

口を開けば竜崎への文句が溢れていた

「毎日そんなんじゃ...疲れちゃうよね...」



何度もごめんなさいと呟いた

貴方に届かなければ
意味がないのに


ねぇ...
竜崎...

また一緒に居たいよ...


貴方の大切さが
本当に痛い程分かったから...


お願い...
一人にしないで...















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