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⭐︎L完全溺愛夢小説
裏~激裏・シリアス中心
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部屋の寒さで
現実に引き戻される
No Nameは
まだ寝息を立てて眠っていた
髪をそっと撫で微笑むと
カーテンを閉めに窓へ向かった
「あ......」
外は一面が雪化粧
「No Name!起きて下さい!」
「んっ.....L?」
上半身だけ起こしてこちらを見ているNo Nameを抱き上げて
外を見せる
「雪だ......」
「外に出てみますか?」
「うん!」
寒くないようにマフラーと手袋をして
No Nameを外に連れ出す
「一緒に見れて良かったです。」
「来年も、一緒に雪を見れると良いね」
「見れますよ。
貴女と離れるなんて、一度も考えた事はないですから」
「大好き...」
車椅子を押しながら
いつもの並木道を歩く
「此処には、もう来たくありませんか?」
「そんな事ないよ。此処は、始まりの場所だもん。
Lと初めてキスしたのも、事故に遭って新しい人生が始まったのも...
全部この道からだよ..」
「私を憎んでも良いんですよ...?
全部私のせいだって言って下さい...」
「愛してるから...
Lを憎むなんて出来ないよ。」
そう言ってNo Nameは微笑んだ
貴女は強い
でも
泣きたい時は
いつでも泣いて良いんです
貴女の強い部分も弱い部分も
全部私に見せて下さい...
きっと
もっと好きになってしまいますから...
end.