page.45 Good Fortune Sex...
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⭐︎L完全溺愛夢小説
裏~激裏・シリアス中心
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テーブルの上には
ホールケーキと沢山の料理
そしてケーキのプレートには
No Name・L
1st anniversary!
と書いてあった
嬉しすぎて涙が溢れた
このプレートは誰が書いたのかとか
ケーキや料理を誰が並べたのかとか
そんな事を考えている余裕がなかった
ちょっと落ち着いた所で
きっと帰る前にLが料理を用意していったんだろう
という考えに辿り着いた
でもプレートは...?
Lってこういうの書けるのかな...
「でも...意味ないよ...」
ケーキも料理も充分
取り皿も
二組向かい合わせで並べられている
でも意味がない
貴方がいないから
「ヒドいよL...こんなんじゃ...余計淋しい...」
今日はいつものメモがなかった
きっと準備するのがいっぱいいっぱいで
書くのを忘れちゃったんだ...
テーブルに伏せて泣いていると
キッチンから物音がした
ガタガタ.....
ゴトゴトゴト.....
なに...?
泥棒.....?!
恐る恐る顔を上げ
カウンター式になっているキッチンを見上げた
「....L.....」
そこには
髪に生クリーム
顔にはチョコレートがこびり付いている
Lがいた
「No Name、やっと起きましたね。躯は大丈夫ですか?」
「え...?うん...大丈夫...」
状況についていけなくて
一人混乱していた
「No Nameが起きてくる前に、サラダでも作ろうと思いまして...
今出来ますから、座って待っていて下さい。」
「う..うん」
Lが...
私の為にサラダを...?
じゃあ...
このプレートもLが...?
だから顔にチョコレートがついてるの...?
「L.....」
「No Name?座ってて良いですよ?もうすぐですから」
黙々とサラダを作るLの後ろ姿が
愛しくて堪らなかった
....ぎゅっ..
細いけど私よりも広い背中に抱き付く
「No Name...?どうしました?」
「...大好き...」
それだけ告げると
Lが私の方に向き直ってくれた
.