page.45 Good Fortune Sex...
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⭐︎L完全溺愛夢小説
裏~激裏・シリアス中心
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何度も抱き合って
朝を迎えた
No Nameは達し過ぎて
気絶してしまっている
「ちょっと加減が...」
顔に掛かっている前髪を払い
私はバスルームへ向かった
全身から香る貴女の匂い
消したくはなかったけれど
このままでは本部に戻れない
名残惜しさを残し
熱いシャワーをくぐる
せめて何か残せればと
貴女が使っているボディーソープを手に取り泡立てる
これで同じ香り
貴女が近くにいるような錯覚に陥る
「そろそろ出なくては...」
冷えない内に服を着て
支度を整える
「また...暫く逢えない日が続きます...すみません...」
耳元で囁くと
パタンと寝室のドアを閉めた
「....んっ...」
カーテンの隙間から差し込む光が眩しい
「クシュッ...!」
部屋の温度で
現実に引き戻される
「L....」
暫く貴方の残り香がするベッドに身を沈め
枕を濡らす
「Lは狡いよ...あんなに優しくして...すぐいなくなっちゃうんだから...
余計淋しいよ...」
強がっている振りをするけど
いつもそう
目覚めてLがいないと知ると
何もやる気が起きないで
私は泣いてばかりだ
『昨日の幸せな時間は忘れて下さい』
まるで
そう言われているような錯覚に陥る
Lとの初めてのセックスも
あんなに優しい愛撫も
甘いキスも
全部夢だったのかもしれない
鏡に全身を映してその考えは崩れ去る
首筋から胸お腹まで
点々と鬱血した痕が刻まれている
「L...戻ってきてよ...だって今日は...」
言いかけてやめた
この日は
二人共覚えていないと意味がない
「起きなきゃ....」
フラフラな足取りで着替えて
リビングのドアを開けた
「.....っ....!」
やっぱり貴方は狡いよ
私は泣きそうなのを必死にこらえて
リビングへ入った
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