page.45 Good Fortune Sex...
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⭐︎L完全溺愛夢小説
裏~激裏・シリアス中心
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マフラーだけでは流石に寒く
私は更に猫背になった
まず家へ帰ったらシャワーを浴びよう
こんな深夜だ
貴女は寝ているだろう
眠っていても
私は寝顔だけ見れれば満足だった
そしてそっとベッドに潜り込み
温もりだけを残して
貴女が目を覚ます前に家を出る
そしていつも
おはようございます。
No Name...
愛しています...
L
というメモを残し
私は本部へ戻る
深夜の二時
ようやく家へ着いた
鍵を開け
静かにドアノブを回す
予想通り灯りは消えていて
静まり返っている
足音を殺してバスルームに向かうと
熱いシャワーを潜った
寝顔はまだ見ない
後のお楽しみ
そういえばこの家に帰るのは半月振りで
私達はあまり連絡を取っていなかった
No Nameからメールはきていたが
返す暇がなかったのだ
悲しませている事も分かっている
もう...
あまり好かれていないかもしれない...
だから私は
メモだけを残し家を出るのか...
「駄目ですね...こんな気持ちで逢っても...」
シャワーのコックを捻り
躯が冷めないうちに服を着る
もう帰ろう
ここにいる資格なんてない
「でも最後に...寝顔だけでも...」
No Nameの寝室へ行く前に
キッチンで水を飲んだ
「....これは...」
冷蔵庫を開けて
私は目を疑った
そこには沢山の料理とお菓子
そして大きなホールケーキが冷やされていた
「私の出る幕はなさそうです...」
No Name...
新しく大切な人が出来たのですね...
私ではなく...
誰が
貴女の心を動かしているのですか...?
テレビの上に飾ってある写真立てを見ると
私とNo Nameの写真が飾ってあった
「まだこんな写真を...誤解されるじゃないですか...」
写真立てを伏せて
顔を上げると
カレンダーが目に入った
「今日は何日でしたっけ....」
携帯を開き
日付を確認する
「12月10日...」
今年もあと少しで終わる
初詣は...
行けそうにないですね...
「........」
再びカレンダーに目をやると
10日...
つまり今日の日付に丸がしてあった
.