page.4 私の全てを…(side L)
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⭐︎L完全溺愛夢小説
裏~激裏・シリアス中心
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....バタンッ!!!!
急に非常用扉が閉まり、不意を突かれた。
『何者だ?何故この場所を知っている?』
辺りは真っ暗で、犯行の顔はおろか、ドアノブさえも見えない。
...早く、外にでなければ..
『答えろ!!!!』
万事休すですか?
いえ...どこかに策はあるはずです。
今は落ち着いて、犯人の要求を聞きましょう...
「私は...Lです。探偵です。」
「私を、捕まえに来たのか?」
「はい。ですが、この状況は私にとって、とても不利です。」
「何故この場所がわかった?」
「バーのマスターが、快く教えてくれました」
...そう言うと、部屋の中に明かりが灯った。
「...私の、お爺ちゃんなんだ。あのマスター」
そう言って顔をあげるQueen...
目の下には、クマがある。警察から逃げるのに必死で、ロクに寝ていないのだろうか?
「では、貴女はマスターに匿って貰っているんですか?」
「そうだ。だが私の復讐はまだ終わらない。だから、ここで捕まるわけにはいかない」
「もし捕まると言ったら、私を殺しますか?」
「ああ、殺す。」
「そうですか。」
と淡々と言い放ち、鼻で笑ってみせる。
「なにがおかしい!」
と言って、持っていたナイフを強く握り締めるQueen
...貴女は、何にそんなに怯えているんですか?
「男性が、恐いんですか?」
半分当てずっぽうで聞いてみる。
無言のQueen。
図星...ですね。
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