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⭐︎L完全溺愛夢小説
裏~激裏・シリアス中心
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私達は
付き合ってはいなかった
でも竜崎とは話が合って
趣味も似ている
竜崎といると退屈しなかった
普段は無表情な竜崎も
私といる時は笑顔を零す
私にだけだと良いと思った
貴方の笑顔を独り占めに出来るのは...
今日も一緒に映画に行った
竜崎とはよく映画館に来る
観る映画のジャンルは
ホラーかサスペンス系
私はホラー映画が好きで
良く独りで観に来ていた
独りで観るのも好きだけど
竜崎と観るのはもっと好き
恐いシーンになると躯が強張る
そんな私の手を
竜崎はそっと握ってくれる
まただ...
凄く落ち着く...
貴方の手はとても冷たいけど
私にとっては丁度良かった
中だるみのシーンが続くと
私は竜崎の肩に頭を預ける
竜崎の匂い...
凄く落ち着く...
上目遣いで竜崎を見れば
真剣な表情をしている
私の好きな表情...
再び恐いシーンが訪れて
画面から眼を逸らしてしまった
竜崎の腕に顔を伏せていると
優しく頭を撫でてくれた
幸せだなぁ...
すっごく幸せだなぁ...
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