「もう...挿れても良いですか...?」
「んっ...きて...」
瞼にキスを落とされる
「眼を..開けて下さい...」
「嫌...」
「強情な人ですね...」
急にLの熱いモノが挿入され
高くなる声
「もっと...感じている顔を...見せて下さい..」
「ぁっん...熱い...」
激しく揺さぶられ
Lにしがみつき必死に耐える
「そんなに締め付けて...気持ち良いですか...?」
「んっ...Lの..気持ちっ...」
-No Name...愛しています...-
その瞬間
私は禁忌を犯しました
瞳は確実に貴方を捉えていた...
愛しい貴方が私の瞳に写された...
眼からは涙が零れ落ち頬を伝う
「やっと...眼を開けてくれましたね」
「L...私...」
Lは微笑んでいるのに
私は泣いている
「L...ごめんなさい...」
「もういいですよ」
「違うの...Lきっと...明日死んじゃうよ...」
「何故です?」
私は泣きながら説明した
うまく伝わったかも分からなかったけど
Lは黙って聞いてくれた
「先程も言いましたが、私は死んでも構わないです。」
「そんなの嫌...」
「私は充分幸せです。こうして繋がっている事も...」
Lは自分が死ぬかもしれないと言われても
私の中から出ていく事はなかった
ずっと繋がったまま
抱き締めてくれていた
「続きをしましょう...」
「ちょっ...L...」
「もう...喋らないで下さい...」
深いキスで口を塞がれ
律動が開始された
「んっ...ふっぁ...L...そこぉ...そこっ...気持ちぃっ...」
「
No Name...私も...ここが気持ち良いです...」
この幸せが
ずっと続くと良いと思った
ずっと
Lと繋がっていられれば良いと思った
友達が死んだのは
全て偶然であれば良いと思った
この声が
これからもずっと聞ければ良いと思った...
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