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⭐︎L完全溺愛夢小説
裏~激裏・シリアス中心
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今日もいつも通りの日常
忙しい本部の中で
私はモニターにかじりつく
周りがざわついているにも関わらず
集中していて気にならない
何時間が経過したのだろう
一段落ついてモニターの前から離れた時には
既に日が暮れていた
「L....」
背後から声を掛けられ
反射的に振り返る
そこには
仏頂面の貴女
「どうしました?」
「退屈だった...」
抱きついてくる貴女を受け止める
「すみません。手が離せなくて」
「あっそ...」
本部の人間にも
結婚した事は話していない
信用していないわけではない
何となく言い出せないでいる
唯一結婚したのを知っているのは
ワタリだけだった
最初はワタリにも
言うつもりはなかった
しかし婚姻届の書き方が分からず
ワタリに尋ねるしかなかったのだ
ワタリはとても祝福してくれて
私はそれだけで充分幸せだった
式を挙げられなくても
結婚指輪をしていなくても
貴女と結ばれたという事実が
何よりも幸せだった
「寂しかった...」
「何故です?」
「Lと話せなくて...」
「まだそんな事を言っているんですか?」
「こんなの...結婚してるって言えないよ...」
No Nameが
いつものように駄々をこねる
「では、No Nameの言う結婚とはなんですか?」
いつもの質問
毎日がこれの繰り返しだ
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