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⭐︎L完全溺愛夢小説
裏~激裏・シリアス中心
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「あははは!」
「?」
No Nameから漏れたのは
否定の言葉ではなく笑い声
「畏まってるから何の話かと思って、身構えちゃったよ」
まだ笑っているNo Name
「竜崎の気持ちは嬉しいよ。でも私は、月が好きだから...ごめんね?」
「...いえ、良いんです」
何故だか
悲しくはなかった
寧ろその逆で
スッキリした感じさえする
今まで伝えられなかった事を告げただけで
こんなにも気持ちが軽くなるなんて
「お騒がせしました」
と言いテラスを後にした
「伝える事が...大事なんですね」
独り呟き
本部へ向かう
誰が何と言おうと
一目惚れでした
私の気持ちは知られてしまったわけですから
これからは
もっとNo Nameを想います
例え振り向いて貰えなくても
貴女を想うと
暖かい気持ちになれるんです
私は
それだけで充分です
これからも
貴女だけを
見ています....
end.