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⭐︎L完全溺愛夢小説
裏~激裏・シリアス中心
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気持ちを伝えないまま半月が経ち
No Nameは月くんと付き合うようになっていた
私の爪は噛み砕かれてボロボロで
まるで自身の心のようだった
休憩時間に
決まって二人でランチに行く
そんな光景を
毎日見せつけられ
また砂糖の数が増える
「竜崎?最近元気がないようですが...」
「ワタリ...」
「どうか...されましたか?」
「......捜査が一向に進まないので...少々ストレスが...」
「嘘はいけません」
「!」
何故彼は
全てお見通しなのだろう
私だって
多少は人の心が読める
しかし
自分の心は読めない...
なぜNo Nameに対して
こんなにも胸が高鳴るのか
高鳴った気持ちを制御出来ずに
爪を噛むのか
すぐに静まるだろうと思っていた
きっと気のせいだろうと
しかし気持ちは
治まるどころか膨れ上がり
今や私を支配している
自分でも制御出来ない気持ちを
どうしろと言うのだ
その方法さえ分かれば...
「何故、そんなに悩む事があるのですか?」
「No Nameは...月くんと...」
「関係ないでしょう」
そんなにサラリと言われては
拍子抜けする
.