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⭐︎L完全溺愛夢小説
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私は頷いて
竜崎の手を握り返した
勢い良く
布を潜る
「G観念しなさい。貴方を逮捕します」
拳銃をGに向けた
「警察か。だがな、俺だって持ってるんだぜ?」
と言って、ポケットから拳銃を取り出すG
「これは予想外ですね」
「.......」
「No Nameさん、Gより先に引き金を引かなければ、貴女は死にますよ?」
「分かってるなら、竜崎も撃ってよ」
「私は拳銃を持っていませんので」
犯人を捕まえるのも逃がすのも
あたし次第って事か
「どうした?撃ってみろよ?出来ないのか」
そんな挑発になんか乗らない
ゆっくりと
銃口をGに向けた
Gも
あたしに銃口を向ける
恐い
どうしようもなく
恐い
拳銃の訓練はするけど
実際に人を撃った事は
まだなかった
「なんだ?撃てないのか?ははは、やっぱり女だな」
馬鹿にするな
あたしを馬鹿にしていいのは
竜崎だけなんだから
「No Nameさん撃てないんですか?」
「話しかけないで」
ひたすら自分の中の恐怖と闘う
「No Nameさん、これ以上は危険です。早く引き金を引いてください」
「.......」
「貴女は...それでも刑事ですか?」
「........」
分かってるよ
竜崎
でも出来ないの
やっぱりあたしは
甘いのかな
女だから
駄目なのかな
「撃たないんだな?なら、死んでもらうまでだ」
引き金に指を掛けるG
さよなら、L
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