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⭐︎L完全溺愛夢小説
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竜崎は
渋々あたしの意見を採用した
「しかし先程も言いましたが、危険だと判断した場所は...」
「分かってるって」
ほら、
まだ子供扱いされてる
絶対にGを捕まえて
竜崎に認めさせてやるんだから
机に布を敷いて
その上に品物を並べる
「埃が落ちないようにして下さい。怪しまれます」
「分かってるって」
あたしは
いまいち竜崎に信用されてなくて
やることなすこと全てに
口出しをされた
竜崎の慎重なチェックが入り
殺人現場になるだろう舞台の
セットが完成した
「どうですか?竜崎監督」
嫌味たっぷりに言ってみた
「No Nameさん、ふざけてる場合ではありません。日が暮れてきました」
「分かってるけど...お腹空いた...」
「こんな事もあろうかと、食料を持って来ました」
「本当?!」
実はさっきから
お腹が空き過ぎてフラフラだったのだ
「これをどうぞ」
「.......」
竜崎があたしにくれたのは
棒付きキャンディたった一個
「食べ物って...これ?」
「このキャンディは美味しいんですよ。種類も豊富です。私はこの一本で三時間は張り込めます。ちなみにお勧めはミルク味です。」
竜崎がいつもより良く喋る
そんなにこの飴が好きなんだ
何だかおかしくて
思わず笑ってしまった
「じゃあ竜崎お勧めの、ミルク味食べてみようかな」
「どうぞ」
二人でミルク味のキャンディを舐めた
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