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⭐︎L完全溺愛夢小説
裏~激裏・シリアス中心
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竜崎が推理した場所へ移動する
そこは古ぼけた骨董屋だった
「こんな所に、本当に犯人が来るのかなぁ...」
いかにも儲かっていなそうな外観
埃をかぶった品物
「今までGが狙った場所に、共通している事があるんです」
「?」
「Gは、いかにも人が来そうにない場所ばかりを狙うんです」
「はぁ...」
「骨董屋は、通な人しか来ません」
「まぁ...」
「しかし、売れば金になる物ばかり置いてある」
「.......」
なんて強引な...
もしこの推理が外れて
犯人が有名な宝石店にでも押し入ったら
竜崎は
どうするつもりなんだろう...
「私には、自信があります」
大した自信ですこと
あたし達は
店の主人に事情を説明して
張り込ませて貰う事になった
「棚の後ろには隠れられませんね。すぐに見付かってしまいます」
店の中を見回して
隠れる場所を探す
「竜崎、このテーブルに長い布を掛けてその中に隠れるのは?」
「No Nameさん、それでは駄目です」
「なんで?」
「もしGが、前にもこの店を訪れていたとしたら、すぐに変化に気付くでしょう。人間とは、そういうものです」
「じゃあ、逆にそこを利用したら?」
「自ら危険な目に遭いに行く気ですか?」
「多少のリスクは必要でしょ?刑事だもん」
こっちには
手錠だって拳銃だってあるんだ
いざという時は
引き金を引くまでだ
.