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⭐︎L完全溺愛夢小説
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凶悪な強盗殺人犯を捕まえる事が
今回の仕事の内容だ
「Gは手強いですよ?この私でさえ、アジトの場所を絞り込むのに半月掛かっています」
Gとは
竜崎が勝手に付けた犯人の呼び名
強盗殺人の頭文字の【G】から取ったらしい
「私の推理では、今日の犯行はこの場所で行われると思います。明日はここです」
竜崎が地図を指差しながら
説明をしてくれる
綺麗な手だなぁ....
竜崎の手をまじまじと見るなんて初めてで
不覚にもドキドキしてしまった
捜査なのに
なんて不謹慎なんだろう
「聞いているんですか?」
「うわっ!」
いきなり目の前に現れた竜崎の顔に驚いて
大声を上げてしまった
「No Nameさん...?」
怪訝そうな表情の竜崎
「大丈夫です...」
一人でドキドキしてるなんて
馬鹿みたいだ
私は竜崎に
一緒に捜査する部下だとしか思われていないだろう
この現場に
恋愛は皆無
「では、早速現場に向かいます」
地図を小さく畳んで
ポケットに突っ込む竜崎
「No Nameさん、念の為にこれを持っていて下さい」
竜崎から渡されたのは
手錠と拳銃
「いざという時の為ですから」
目の前に突きつけられた拳銃を見て
事の重大さにようやく気付く
これは遊びなんかじゃない
相手は凶悪強盗殺人犯の【G】だ
気を抜いたら
私だって殺されかねない
竜崎に
恋心なんか抱いてる場合じゃない
竜崎に認められるには
Gを捕まえる事
.