page.26 †L†~Long way~(Ⅱ)
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⭐︎L完全溺愛夢小説
裏~激裏・シリアス中心
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「L...!そんな事を...言ってはいけません!」
「何故だ...?事実だろう...?」
私はショックから
いつもの冷静さを失っていた
「哀れんで、この名前を付けたわけではありません」
「では何故付けた?」
「閃きです」
「........」
拍子抜けした
どんな言い訳をされるか
身構えていたのに
直球で来るとは
「予想外です」
「安心しましたか?」
ワタリには
やはりかなわない
「Lは、もっと私に甘えて良いのですよ?」
「あまえる...?」
「不安な時は、私に寄りかかって良いのですよ?」
「...ワタリ...」
「あまり、一人で抱え込まないで下さい...」
「.........」
「貴方の...膝を抱えて座っている姿に...」
「?」
「壁を感じて仕方ないんです....」
「しかし私は...あの座り方でないと...駄目なんです...」
「はい、知っていますよ」
「だったら...」
「ですが」
遮られるように言われた
「膝を抱えていても、私にだけは心を開いていて下さい」
「ワタリ...」
「もっと...私を信用して下さい」
ワタリも不安だったのだろう
私との間に
見えない壁がある事が
その壁を取り払おうと
一生懸命に私と接しようとしてくれた
手作りのお菓子で
私を喜ばせてくれた
膝を抱えて眠る私に
毛布を掛けてくれた
こんなにも
私を愛してくれている
.