page.26 †L†~Long way~(Ⅱ)
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⭐︎L完全溺愛夢小説
裏~激裏・シリアス中心
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十五歳になったばかりの或る日
私とワタリの間で
衝突が起こる
L=lowlight
そこそこ
言葉も分かるようになってきて
自分の名前に違和感を覚える
この名前は
あまり良い意味ではない...?
気になった私は
辞書を引っ張りだし
一字一字調べていく
low...
「貧しい.....」
light....
「灯り....」
ワタリは私を...
そんな目で見ていたのか...?
母親に捨てられ
灯火のようだった私を哀れんで
こんな名前を...?
恐い.....
恐い........
人間が.....
恐い...........
心の闇が
私を襲う
「うわぁーーー!!!!!!!!」
私は絶叫し
その場にしゃがみ込んだ
呼吸が荒い
心音が乱れている
躯が震える
恐い
「L...!」
叫び声を聞きつけたワタリが
私の元に駆け寄る
「寄るな....!」
「L...?」
ワタリに対して
初めて発せられた
拒否の言葉
「ワタリだって...私を...哀れんでいるんだろ?」
「.......」
「身よりのない孤児だと....馬鹿にしているんだろ?」
「......L」
「灯火だと...思っているんだろ?...そんなの...早く吹き消せば良い...」
「.......」
「早く私を殺せば良い」
パンッ!!!!!
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