page.25 †L†~Long way~(Ⅰ)
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⭐︎L完全溺愛夢小説
裏~激裏・シリアス中心
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それは
或る冬の朝のこと
「んっ....」
何度寝返りを打っても
ワタリにぶつからない
不安になった私は
勢い良くベッドから起き上がる
そこに
ワタリはいなかった
「ワ...タリ...?」
最近は
心の闇に包まれる事は
あまりなくなったが
やはり
独りはまだ恐い
私は
ワイミーズハウス内を
くまなく探し回った
リビング
客室
バスルーム
トイレ
中庭
ワタリがいなくなった...?
私は
独りで泣いた
またこの世界に
たった独りきりになってしまったのか
泣き疲れて
暫くぼーっとしていて
ふと思いついた
「ワタリの寝室は...?」
まだ一度も入った事のない
ワタリの部屋へと向かう
私とワタリが
いつも寝ている部屋とは
明らかに雰囲気が違っていた
まず扉からして違う
分厚くて
重い扉
「ワタリ....いるの...?」
重い扉を押し
部屋の中に入る
「....これは...」
そこには
手錠や拳銃
そして
警察から贈られた
表彰状
「これは....」
机の上には
沢山の子供に囲まれた
ワタリの写真
状況が
把握出来ない
ワタリは
警察と関わりがあるのか...?
そして
この写真は....?
写真にばかり気を取られて
気づかなかったが
机の上の書類を見て
私は更に困惑した
.