page.25 †L†~Long way~(Ⅰ)
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⭐︎L完全溺愛夢小説
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闇市へ行くと
そこには沢山のテントが張られていて
違法ルートで手に入れただろう品物が
安値で売られていた
「ワタリ、犯人が持って行ったとされる、被害者の遺留品を....」
この時の私の眼は
間違いなく探偵としての眼だった
...ワタリから聞いた話だが
遺留品の資料は
柄違いのネイルチップで溢れていた
「ネイルチップだけが、被害者から剥ぎ取られていたのかな...」
私の眼は
輝きを増す
あと少し
あと少しで
犯人に辿り着ける気がする
急かされる気持ち
高まっていく鼓動
このとき私は
捜査が楽しくて仕方なくなっていた
楽しいという言い方は
少々不謹慎かもしれないが
事実だった
次第に
謎が解けていく
それが楽しくて仕方なかったのだ
「ワタリ、ネイルチップを探そう」
「はい」
ここから私達は二手に別れ
遺留品探しに取り掛かった
思い返してみれば
九年間
片時もワタリと離れた事はなかった
しかしこの日は
私の方から
二手に分かれて探そうという提案をした
人生の転機
廻り始めた歯車
ワタリとL
この闇市の中に
きっとairはいる
私には
自信があった
.