page.25 †L†~Long way~(Ⅰ)
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⭐︎L完全溺愛夢小説
裏~激裏・シリアス中心
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そして
私達を隔てていた壁がなくなった
私は
もっとワタリが好きになった
ワタリが捜査に出掛ける日は
私も着いて行った
特に何をするわけでもないが
ワタリと一緒にいたかったのだ
気が付けば
私は九歳になっていた
その日も
ワタリの捜査にくっついていく
しかしこの日を境にして
私の人生の歯車は動き出す
【under cover of darkness】
当時、世間を賑わせていた事件だ
犯人は
闇に乗じて殺人を繰り返し
その尻尾さえ掴めなかった
張り込んでも
捕まえられない
誰一人として
犯人の姿を目撃する者はいなかった
【air】
犯人に付けられた名前だ
誰も見た事がなく
空気のような存在だから
という理由からだ
「今回の事件は、何時殺されるか分かりません。Lは、ハウスにいて下さい」
ワタリには散々止められたが
私はその制止を振り切り着いて行った
いつもは
ワタリの言う事を全て聞いていた
しかしこの日だけは
聞き入れなかった
それが
世界一の探偵「L」が誕生する
序章となるのだった
.