page.25 †L†~Long way~(Ⅰ)
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⭐︎L完全溺愛夢小説
裏~激裏・シリアス中心
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「..る....L...L.....!」
暖かい
私は
助かったのか?
「わ...たり....?」
「L...無事で良かった...」
私の小さな手を握り締めているワタリ
目頭が濡れている
泣いていた...のか?
「どう...して?」
「足跡です。雪の上に残っていた足跡を、辿ったんです」
ワタリが
助けてくれたのか
こんな
どうしようもない私を...
やはりワタリは
私の唯一の光...
「どうして....?」
「?」
「ワタリは...僕が...いらなくなったの...?」
「貴方は誤解をしていますよ?L」
「ごかい?」
「私は貴方を手放す気なんて、ちっともないのです」
ワタリは続けた
「このワイミーズハウスは、探偵を養成する所でもあるんです」
「たんてい...?」
初めて聞く
その響き
「私は、発明や捜査が好きでして、たまに携わっているのです」
「......」
「先程貴方が見た写真は、前まで探偵として育てていた子供達です」
「..........」
「私は、証明したいのです」
「え...?」
「貴方の両親を見つけ出し、私がLと名付け貴方を育てている事を」
「ワタリ.....?」
「私が...貴方の親だという事を...」
ワタリは泣いていた
こんなにも
私を想ってくれていた
これ以上
心を閉ざすのは
もう止めよう
しかし
これだけは
ワタリに言わなければならない
.