page.25 †L†~Long way~(Ⅰ)
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⭐︎L完全溺愛夢小説
裏~激裏・シリアス中心
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L=Lowlight
反射的にビクッとする
その書類には
何故か私の名前が書いてある
幼かった私は
所々読める部分だけを
黙読した
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L=Lowlight
捜査No.1370
備考
両親を見つけ出し
Lを親元へ返す事
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なんだこれは...
捜査だと?
親元へ返すだと?
ワタリに...
裏切られたのか?
.....ギギッ
重い扉が開いた
「...L..!此処でなにを...」
ワタリが言葉を言い終わる前に
私は部屋から飛び出していた
心の闇が
また私を襲う
やはり人間など信じれない
私を捨てた両親
そんな所へ
帰りたくはない
ワタリなら
分かってくれていると思っていたのに
私は
もう終わりだ
もう
ワイミーズハウスへは
帰れない
さっきまでは穏やかだった空は
次第に雲行きが怪しくなり
雪が降り始めた
私は
コートも着ず
パジャマのまま飛び出して来た
野垂れ死ぬのも
時間の問題
ワタリが作る
ケーキが食べたい
甘過ぎるくらい沢山の砂糖をいれた
紅茶が飲みたい
ワタリに
会いたい
吹雪の中
私は倒れた
躯が次第に
フワフワしていく
この感覚は
前にもどこかで.......
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