page.21 守りたい
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⭐︎L完全溺愛夢小説
裏~激裏・シリアス中心
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....ガチャ
バスルームの扉を開けると
竜崎が立っていた
「すみません、こんな顔で来ちゃって...」
と言って、竜崎の横をすり抜けようとした。
「.....No Nameさん」
いきなり私を
後ろから抱き締めてくる竜崎
頭が追い付かない
「りゅっ...竜崎?!どうかしましたか...?!」
「独..りで....下さ..い..」
「え?」
消えてしまいそうな程に
小さな声
でも
確かに聞こえた
『独りで泣かないで下さい』
そう言ったの?
「竜崎...?」
抱き締められているまま
竜崎の方に向き直る
そこには
心配そうな顔で
私を見ている竜崎の姿
「私は...全て知っていました...」
抱き締め直されて
耳元に響く竜崎の声
「貴女と...月くんの事を...」
「......」
「貴女が、月くんに暴力を振るわれていた事も...」
「.........」
「泣きながら、月くんの部屋から出て来た貴女を...」
「見てたの...?」
「気になっていたんです...休憩時間が終わって、疲れが抜けていないまま帰って来る貴女が...」
竜崎は
全部知ってたんだ...
「私は...貴女を泣かせたりはしません。絶対にしません...」
「竜崎?」
「貴女を...守りたいんです」
抱き締める腕に
力が籠もる
.