「んっ...竜崎...」



今日も
貴方のキスは苦い



また
抱いてきたんだね...



この苦さには
未だに慣れない




竜崎はお菓子ばっかり食べてるから
キスも甘いと思ってた


でも
全く正反対




初めて会った時から既に
貴方のキスは苦かった





あたし達は
付き合ってはいない



竜崎には
あたしの他に
いっぱい女がいる




その日の気分に合わせて
抱く女を選ぶ



あたしは
その中の一人にすぎない



竜崎からしてみれば
あたしは只の
『都合の良い女』





竜崎に抱かれるなら
都合の良い女でも良かった.....




こんな関係
許される筈ないのに
貴方を失いたくないの....




少しの間で良いから
あたしだけを
見て欲しいの...





今日もまた

傷だらけになる...





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