page.14 the starry sky
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⭐︎L完全溺愛夢小説
裏~激裏・シリアス中心
*裏小説につきましては、R-18となっております
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Lが日本へ発ってから、6年目の朝
6年間、片時も貴方を忘れた事はなかった
Lと同じ座り方
爪を噛む癖
物を指先で摘む持ち方
無意識のうちに、貴方の癖が出る...
一緒に住んでいた事の大きさを、思い知らされる
それに加えて
悲しみも、ちっとも減ってない...
夢の中でいいから...
貴方に会いたい
Lが日本へ発って、8年目の朝
妙な胸騒ぎを感じて起き上がる
なにか...
とても嫌な感じがして...
リビングに向かう...
電話の、留守電ランプが点滅しているのが目に付く
今まで...
留守電なんて入った事なかったのに...
ピッ...
『メッセージは一件です。
...ワイミーズハウスのロジャーだ...
No Name...
Lが死んだ...
一緒にハウスを出たお前なら、知っていると思っていたんだが...
連絡が来ないという事は、知らないという事だな?
メッセージを聞いたら...
連絡をくれないか...?
用件は以上です。』
Lが...
死んだ....?
嘘だ......
Lが...
死ぬはずない...
慌ててワイミーズハウスの番号を回し、ロジャーに怒鳴りつける
もう、自分でも何を言っているのか全然分からなかった
『Lは3年前に死んだ』
という事だけは、辛うじて聞こえた...
3年も
あたしは
帰らぬ人を待っていたのか...
L....
生きている限り
会えると思っていたけど....
もう
その望みも消えた
貴方は...
この世にはいない...
あたしの希望の光は...
途絶えてしまった...
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