page.14 the starry sky
夢小説の詳細詳細
⭐︎L完全溺愛夢小説
裏~激裏・シリアス中心
*裏小説につきましては、R-18となっております
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ふと、ベランダに立つ
ロンドンの夜は寒い
これくらいの事で...何でこんなに暗くなってるんだろ...
違う...
あたしにとっては...こんな事じゃない...
Lは...
あたしの唯一の光なの...
お願い...
手を差し伸べて...
「何やってるんですか?」
背後からいきなり声を掛けられ、ビクッとする
無言で、ベランダに出てくるL
貴方の行動は、いつも気紛れ
次の言葉なんて、全く想像がつかない
「躯...冷たくなってます」
と言って、後ろから優しく抱き締められる...
「.....優しく..しないで..」
もう沢山だった
これ以上期待して
裏切られるのが...
もう...
あたしを突き放して...
「まだそんな事を言っているんですか?少しは、話が分かる人だと思っていたのに...残念です」
「あたしにとっては...そんな事じゃない...!!」
「.....」
何で黙るの...?
「これ以上話していても、平行線のままです。貴女が泣いたところで、私の日本行きは変わりません」
そんなの知ってる
でも...
少しの可能性に希望を持つのが...
女なんだよ...
「気が向いたらでいいです。私の部屋の、写真立てを見て下さい。貴女なら分かるでしょう?」
と、良く分からない言葉を残し、Lは部屋から出ていった
急に胸が苦しくなって
その夜は
独りで思いっきり泣いた
.