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※ 魔法のオナホの続き
※ 魔法のオナホ、♡喘ぎ
暁アジト、居間のドアを開ける。三人掛けのカウチソファに座っていたデイダラと……そしてお目当てのなまえが一斉にこちらを振り向いた。どうやらお喋りの最中だったらしい。姉と弟のような関係らしい二人は仲が良く、よくこうして話しているようだった。
昨晩帰ってきた彼女は、そこまで疲れているようには見えなかった。お楽しみは取っておこう、と一ヶ月の間、毎日のように使っていたオナホを一昨日と昨日は使わなかったことも関係しているだろう。
……ああ、仮面というものは本当に便利だ。自然と吊り上がる口端をそのままにしていてもバレることがない。
「あ、長期任務オツカレサマですなまえ先輩!」
「……トビ」
声を掛ければ、なまえの眉があからさまに顰められる。デイダラはこの後、サソリと任務がある。彼との時間を邪魔されたとでも考えているのだろう。
暁の外套を羽織っているオレとは違い、上下黒のインナー姿のなまえ(ついでにデイダラ)。ぴったりとしたそれは彼女の身体のラインをよく見せていた。袖がないため露出した二の腕、たわわに実った二つの果実さえも……。ああ、今からあの身体を好き勝手できると考えれば、どれだけ不遜な態度を取られても我慢できる。
「おいトビぃ、オイラには一言もなしか!? うん!」
「もー絡まないでくださいよぉ。デイダラ先輩は昨日非番だったでしょ」
「おはようとか色々あんだろうが! うん!」
「おはようって、もうお昼ッスよ~?」
ぎゃんぎゃん煩いデイダラをいなしながら食卓を通り越して台所に入る。カウンターキッチンの向こうからひらひら手を振って見せた。
「それじゃボクは飲み物淹れてるんで!」
怪しまれないよう一応そう告げておく。そうそうに先程までしていたらしい話に戻った二人は、こちらのことなど全く気にしていないようなので、わざわざ言う必要もなかったかもしれないが……。
気を取り直して袂からオナホを取り出し、手袋を外した後に自身の両肘から下と一緒に神威空間に飛ばす。服の袖はそのままだ。カウンターがあるから、もし彼女らのどちらかが振り向いたとしてもオレの腕が消えていることには気づかないだろう。
手元は見えないが、何がどこに位置しているのかすっかり覚えてしまったため問題はない。まずはぴっちりと閉じている割れ目の下から上までを指でなぞってみる。
「だからそれは、っ……!?」
ピクリとなまえの身体が、連動してオナホまで跳ねる。このグッズが本物であることが証明されたも同然だ。歓喜に笑い出したくなるのを抑え、僅かに震える彼女の背中を眺めながら秘裂を撫でることを続けていれば、少しずつその花弁が開いてきたようで……指先から温かさが伝わってきた。
「ン……っふ……♡」
「でな、それが……なまえ? 聞いてんのか、うん」
「う、うん! ちゃんと、聞い、て……っ♡」
時折ぴくん♡ぴくん♡と痙攣する身体を、左腕ごと右手で抱き締めるように押さえ付けているなまえ。謎の刺激から自身を守っているようだ。心なしか頬が赤らんできている気もする。
羞恥と快楽に耐える姿がもっと見たくなってしまい、片手を現実世界に戻して適当なマグカップに水を入れる。それを持って食卓に移動した。神威空間に残したままの手でオナホを持ちつつ、人差し指を入り口で遊ばせながら。
なるべく気配を消し、音を立てないように椅子に座る。幸いなことになまえは自らに与えられる刺激をデイダラに悟られぬよう必死で、デイダラはそんな彼女を心配し目が離せないようだったので、こちらを気にする素振りすら見せなかった。二人とも、そんな余裕もないのだろう。
ぐっと近づいた距離。対角線上のここからならなまえの顔がよく見える。こちらの世界に戻っていた片腕を再び神威空間へ飛ばし、また両腕が使える状態にする。
秘裂からとろりと垂れ始めた淫蜜を指で掬い、少し大きくなったクリトリスにまぶす。それだけで膨れ始めた陰核を親指と人差し指で摘まみ、くにくに♡と擦ってやれば……荒くなってきた吐息と共になまえが嬌声を上げた。
「ッ、ひ♡あ♡♡」
「だ、大丈夫か……? うん」
「だいじょ♡大丈夫、だからぁ……っ♡」
真っ赤に染まった頬、熱に浮かされたように潤んだ瞳、半開きになった口、そこから覗く舌先……デイダラが生唾を呑む音が聞こえるようだった。彼女と同じような赤みが彼の頬にも差す。
それがなんとなく面白くなくて、膣内に指を一本突き立てる。獲物を横取りされた気分になるのは、一ヶ月もの間精を注ぎ続けた雌を奪われては堪らないという雄の本能のせいだろうか。……きっとそうだ。
「っひ♡♡んン――っ♡♡」
突然のことで驚いたか……それとも軽く達したのか。声を殺すため、咄嗟に俯いて口元を手で抑えるなまえ。同時に膣内が収縮し、奥から粘液が溢れ出てくる。細かい凹凸のある膣壁の感触とその熱さに、ここに突っ込むことを考えるだけで勝手にチンコが反応する。
しかも今日はそれだけではなく、実物に触れ、犯すことができるかもしれない。逸る心を抑えつつ、ナカの指をゆっくりと引き抜いて、また奥まで戻す。最初の頃はほぐすのにも時間がかかっていたが、毎日のように何度も犯され続けたオナホ……もといなまえのまんこは、今となっては指を挿入すればすぐに柔らかくなり、今か今かと蜜を垂らして悦ぶようになっていた。まるでオレの陰茎を待ちわびるかのように……。
「ン♡ふ、ァ♡♡」
もはやローションを使わなくても濡れそぼって、指の二本目も簡単に呑み込むようになった性器。その二本を曲げて上側を刺激してやれば、我慢できないといった風になまえの身体が痙攣した。
「へ、部屋行くか? なんかお前、今日……っ」
「っうん♡」
「え、っ!?」
イく、という言葉に反応したのだろう。なまえが勢いよく顔を上げてデイダラの腕を掴んだ。欲情に蕩けきった表情と熱い手に、思春期真っ盛りの男が何を考えたかなど……想像するまでもない。デイダラは動揺し、更に頬を火照らせた。
そんな二人の姿に加虐心を煽られ、指の抽挿を一層速くする。手を休めることなく刺激を送り続けていれば、一ヶ月に渡って開発を重ねられた女の身体は簡単に……頂を迎える。
「へや♡♡イく♡イくぅぅっ♡♡♡」
完全に引けている腰を震わせ、デイダラの腕に縋ったままイき顔を晒すなまえ。快感に歪んだその表情はあまりにも淫靡だった。そんななまえの様子を見たデイダラが、こちらも赤い顔のまま再び喉を鳴らす。子どもには些か刺激が強すぎたようだ。
なまえはナカだけで達したこともあり、その快楽の波は中々引いていかないようで……正気に戻る素振りがない。オレは両腕とオナホを神威空間から戻し、懐に素早くオナホを仕舞った。
「ぁ……オイラ……っ」
「デイダラせんぱぁい、時間大丈夫なんですか~? あと三十分ぐらいで集合時間になっちゃいますよぉ」
手袋を装着し直しつつ間延びした声で、幼いながら情欲に当てられているデイダラに告げる。すればオレがいることなど忘れ去っていたらしい二人が、同時に身体を揺らした。
「今日の任務、サソリさんとでしょ? あの人遅れるとウルサイから早く行った方がいいですよー」
「そ、そうだな……っじゃあトビ、なまえのこと頼んだぞ! うん!」
何かがぶつかる派手な音と共に勢いよく立ち上がり、前屈みになりながら居間から出ていくデイダラ。彼の行く先はきっと私室……もしくはトイレだろう。
「まっ、デイ、ダ……っ」
「了解で~っす!」
派手に達した直後だからだろう、呼吸すらままならず立ち上がれなくなっているなまえを遮るように、半開きのドアに向かって大袈裟に手を振ってみせる。
しかしオレもデイダラを笑えない。外套で隠れているだけいいが、なまえの痴態を堪能したせいで陰茎は既に勃ち上がっている。今か今かと待ちわびている自身を宥めながら、未だにぼんやりとこちらを見つめている女の姿に……内心で舌を舐め擦った。
「さてと、じゃあお部屋まで送りますね!」
「待っ、ひゃ!」
拒否する間もなく抱き上げられて。普段は飄々としている男の、その腕の逞しさと温もりに過剰に反応してしまいそうになる。
さっき……あんなことがあったから、余計に意識してしまう。完全に油断していた。今まで昼間にこの異常が起きなかったから……しかも、人の……よりによって弟のように可愛がっているデイダラの前で……。そこまで考えた私は、顔を熱くさせる。
幸いなことに、トビは私の異変――身体というか性器を好き勝手に弄られ、あまつさえ達してしまったことには気づいていないのか……それとも知らないふりを決め込むことにしたのか、問い詰めるどころか質問ひとつしてこなかった。デイダラの言いつけ通り私を部屋まで送り届けようとしている。普段は一言多いが、実はいい奴なのかもしれない。……もしくは鈍いんだろう。
「って……ここ、私の部屋じゃな……っ」
私を抱えて瞬身の術を使ったトビが降り立ったのは、誰かの部屋の前の廊下。扉からして、少なくとも私のものではない。アジト内ではあるようだが……ずっと続いていく廊下、そこに古びた電球がぽつぽつ灯っているだけで。他の部屋どころか、何の気配すらなかった。
「聞いてるの? トビ……っ!」
「……なまえさん、今日そーとー体調悪いんじゃないっスか? ボクが看病してあげますよ!」
「は!? い、要らな……っちょっと!」
冗談じゃない、こっちはまだあの熱が冷めていないのに……。気づかれぬように太股を擦り合わせる。挿入こそされなかったけれど、達してしまったせいでショーツが湿るどころか、ズボンまで染みていないかの心配をしなければならないほどに濡れている。それに中途半端に一度イったせいで熱が発散されるどころか下腹部に篭っていた。端的に言えば……足りない。
「っきゃ!」
そんな私の抗議など耳に届いていないかのように、トビは私を無視してその部屋に入った。家具は机とベッド、それと箪笥ぐらいでそれ以外のものは一切ない。窓から入ってくる光は僅かで、昼間だというのに部屋の中は薄暗かった。
そんな殺風景な部屋のベッドに落とされた。看病すると言っているくせにこの乱雑な扱いは何だ。トビがマントを脱ぎ、黒一色の服装になるのを横目に、上等とはいえないマットレスから身体を起こし、乱れた息を整える。どうにか脱出しないと、このままじゃ……。
「ねえなまえさん、これが何かわかりますか~?」
焦る私を尻目に、懐から何か……安っぽいピンク色の筒を取り出し、こちらに見せつけてくるトビ。彼はその円柱状のモノを、私の目と鼻の先でぐるりと回転させる。シリコンか何かで出来ているように思えるけれど……あ、反対側に何か……っ、
「はぁ!?」
「アハハ!」
思わず仰け反れば、トビが笑う。ピンクい筒の底面には、リアルな女性器が形作られていた。何らかの粘液でまみれているそれはあまりにも精巧に作られてていて、まるで本物のようで……いきなりこんなものを見せつけてくるなんて、やっぱりこいつは頭がおかしいんじゃないだろうか。
「ちょっと……何てモノ持ってんのよ」
「コレ、すごいんスよ~! オナホって言うんですけど……ホラっ」
「っ、?」
ドン引きの私なぞ気にも留めず、左手の手袋を外したトビはその指先で筒……オナホ?というらしい性器のクリトリスのような部分に触れる。それと同時に私の股座にも、何かが当たったような感覚が走った。……何だろう。
「触ると本物みたいに動くんですよー」
「!? ひ、ァっ!♡」
トビの指が偽物の陰核を捏ねるように動く。するとさっきより強い感覚が私のクリトリスを襲う。そう、まるで――捏ねられている、ような……。
「ま、待っ♡」
「どうしたんスか? ちゃんと見ててくださいよぉ」
「ひィっ♡あ♡だめ♡♡」
シリコン製の秘豆を指二本で挟んで包皮越しにこしゅこしゅ♡扱かれれば、ソコはみるみるうちに大きく膨らんでいく。同時に私の陰核も刺激を受け、下着の中で勃起していくのがわかる。
間違いないっ♡こ、この偽物の性器……私のと繋がってる♡トビが触れば触るほど私のも気持ちよくなっちゃう♡♡
「ト、トビぃっ♡やめ♡触らないでぇっ♡♡」
「アレレ? なまえさん、どうしたんスかー? 顔真っ赤ですよ」
「そ、っそれ……っ♡ひあぁっ♡♡」
「うんうん、今からがイイトコっスから! ちゃんと見ててくださいね」
やめろと言いたいのに、トビの愛撫が気持ちよすぎて言葉が喘ぎ声に掻き消されてしまう。刺激に飢えていた身体は気持ちよくなることをやめられない。甘い痺れが身体を駆け巡る。
というかここ数日私を悩ませていたのはお前だったのか!? あれ、ということは……。
「さっきはナカでしかイけなかったですもんね♡今度はなまえさんのだーい好きなクリでいっぱいイってくださいね♡」
「ッ!♡おま、ぇ……っ♡♡」
やっぱり、コイツ……っ! 知っててやってた! こいつのことをいい奴かもだなんて、一瞬でも考えてしまったのが間違いだった!
殺意を込めてトビを見上げ、私は目を見開いた。
トビの仮面に空いた穴。そこから覗く赤い目が、三日月のように弧を描いていたから。瞳の紋様までは見えなかったけれど……あれは、もしかして。
疑問に思うと同時に一層強く陰核を押し潰され、背を仰け反らせる。
「とび、♡っひあァ♡♡だめ♡も、~~~~~ッ!!♡♡♡」
「……あは。もうイっちゃったんスか? 相変わらず早いっスねぇ」
与え続けられていた快感が弾ける。脳内が白一色に塗り潰され、疑問が頭の片隅に追いやられる。ゾクゾクとしたものが身体中を走った。
息を切らせながら身体を痙攣させる私のレギンスを、トビが乱暴に破いた。薄いそれはトビが少し力をかけるだけで簡単に引き裂かれ、バラバラになっていく。下着も同様に……。身体から力が抜けてしまった私は、ろくな抵抗すらできずされるがままだった。
「わ、ホントに一緒なんスね~」
「やめ……っ♡」
瞬く間にロープか何かで足を縛られ、大きく開かされて羞恥に顔を染める。局部が裂かれ露出している姿は……さぞ無様だろう。そんな私を更に辱めるため、トビは手に持ったオナホと私の秘所を見比べ、言葉を重ねていく。
「クリ大きいのって開発とかされたんスか~? それともオナニーの時にクリばっかり弄ってるとか?」
「ちが、っどっちも違うっ」
「ウッソだー! 普通の人はこーんなにおっきくなんないっスよ!」
「おっきくない♡もんっ♡♡」
確かに自慰の時はクリトリスばかり弄ってしまうけれど、関係ないはずだ。これが普通のはず……♡別に特別大きくなんてない♡トビがわざとそう言ってるだけ♡♡
きゅん♡となぜか子宮の辺りが疼いてナカから何かが零れそうになる。呼吸が荒くなっていく……♡
「こうすると……わ、コッチもちゃんと拡がるんスねぇ」
「ァ♡ゆ、ゆび♡だめぇ……っ♡♡」
指を一本、ゆっくりと偽物の性器に挿入されて、とろとろの秘部がぬぷ♡グチョ♡と音を立てた。なのにトビが眺めるのは大きく開いた私の局部の方で……♡彼は仮面をしているのに、じっとおまんこを見つめられてるのが視線の熱さでわかってしまう……♡
「……何期待してるんスか?」
「な、そんなのしてな、っ♡」
「こんなにヒクヒクさせてそれはナイでしょ~っ」
ほらほら~っとシリコン製のピンク色が掲げられる。大きく膨れ上がった秘豆と花弁がひくん♡ひくん♡と悶えるように脈打つ様子を見せつけられ、顔が熱くなった。
否定を重ねても自分のことは、身体中を支配する熱は誤魔化せない。子宮まで疼いてしまう……っ♡
「こうやって色々言われるのがイイんですか?」
「は、っ♡ちが、♡」
「恥ずかしいこと言われたり、されたりするのが……以外と変態なんスねぇ」
「ちがう、っ♡そんな、わけ♡」
「嘘つき。だって溢れてきてますよ、奥から」
「っなに――ア、っ!♡♡」
目の前の光景に瞠目する。
仮面を上に少しずらしたトビが、ピンク色の筒を口に近づけ……べろりと舐めた、から。
そしてそれだけでも反応してしまう身体の浅ましさ。口元を露出させたトビが笑みを形作った。
「こーやって、ココ舐められながら指入れられるのが好きなんスよね? もう覚えちゃいました」
「ふ♡やぁ♡♡ソコ、っソコだめぇっ♡♡♡」
温かくぬめった口内に陰核が埋まり、更に指が一本挿入される。私自身の性器には何も触れていないのに。いつもの感触と刺激にああやっぱり犯人はトビだったんだ、なんて現実逃避のように考える。
拒否の声を上げるけれど、それが甘く蕩けている時点で……本当に拒絶していないことなんて丸分かりだろう。
「い、やあっ♡♡だめ♡♡らめなのぉっ♡♡♡」
「だから……嫌じゃねえだろ」
「ひうっ♡♡あ♡♡イく♡♡またイっちゃうぅっ――♡♡♡」
苛立ったような低い声音に背中がぞくぞく♡と粟立つ。更に陰核を強く吸われ、指で一番深い場所を抉られて、私はなすすべなく再び絶頂を迎えた。
「はっや……♡イったばっかなのにもうイったんすか?♡」
「っン♡あ♡ひィっ♡♡♡」
悦楽に皮膚が総毛立つ。目の前がチカチカしてまともに言葉を発することができない。はふはふと呼吸を整えていれば、無遠慮に伸びてきた手が胸を鷲掴んできた。
「胸デッカ……っ♡」
「ア、っ♡んひ♡♡」
トップスやその下のカップ付きキャミソールも、胸元からレギンスと同じように引き裂かれる。そうして彼は直接、手慰みのように胸を揉みしだき、既に硬くなっている乳首を弾く。雑に扱われてるのに、それすら興奮材料になってる♡奥から溢れてくるのが止まらない♡
「うーん、なまえさんのおっぱいを堪能したい気持ちもあるんですけどぉ……ボクもう我慢できないんで、失礼しちゃいますね♡」
「んな、っ……」
私の胸から手を離し、トビがベッドに膝立ちになる。そのままズボンの前を寛げて取り出された陰茎。何度か扱くと硬度を増していくその大きさに……ゴクリと息を呑んだ。下腹部がじんと熱を持つ。あ、あれが……あんなのが、いつも私のナカに……♡
「っ……♡そんなに期待した顔しなくても、今すぐ入れてあげますから♡」
「ちが、してな……っ♡ぁ、んんっ♡♡」
見せつけるように屹立を偽物の性器にゆっくりと擦り付けるトビ。間近でそれを見て、更に達したばかりのクリトリスを刺激され、子宮がきゅんきゅん♡疼き始める。
っ♡ダメだ♡今その筒に挿入されたら……♡♡
「ダ、ダメ♡入れちゃダメぇ♡♡」
「えぇ~っ! ちょ、ここまでしといてそれはナイですよぉ!」
「おねが♡お願いだから、それだけは……っ♡」
なけなしの理性を総動員して懇願した。淫蜜で溢れる性器をトビに晒し、腰をカクつかせながら。
私だって、本当は……っ♡で、でもダメ♡♡だって今、発情しきったトロトロまんこにあんな立派なおちんぽ
「……しょ~がないっスね。なまえさんがそこまで言うなら、オナホコキは我慢するっス」
トビが筒状の道具をベッドの上に置いた。案外簡単に聞き入れてくれたことに安堵して、そっと目を瞑る。脳に熱が回って湯で上がってしまいそうだった。
だから――すぐに気づけなかった。毎日のように私を犯し辱しめるような奴が、そんなに優しいわけがないということに。トビが仮面の下で嗤いながら、大きく開脚した私の足を掴んだことに。
「その代わり……」
「っ、な、に……ァ、?♡」
「このホカホカまんこ、いただきま~す♡」
ちゅく♡と秘裂に切っ先をあてがわれる。さっきまで使っていた偽物ではなく、正真正銘私の性器に――。
「っ、や♡おねが♡おねがいぃっ♡♡だめ♡♡♡」
「ダメですよぉ、なまえさんのお願いはもう聞いてあげたじゃないですかー」
瞬時に脳が警鐘を鳴らす。慌てふためいて再び哀願するけれど、トビはいつもの明るい調子で死刑宣告するかのように言い切った。
「いや♡だめぇっ♡だめなのぉ♡♡だめになっちゃうからぁっ♡♡だか、ァ♡♡♡」
「ワガママ言わないでください、よッ!」
「ッ、!?♡♡♡あ゛、ァ――っ!!♡♡♡♡」
最奥まで一気に貫かれて……それだけで達してしまった。
脳が蕩けるような、想像を絶する快楽。呼吸を忘れるような衝撃。高いところまで昇りきって、二度と戻ってこられないのではないかと思うような。
「っはは、締め付けすっご……♡持ってかれそう♡」
「っひ♡♡♡ンぅ♡♡♡あ、ァんっ♡♡♡♡」
荒い吐息と共にトビが笑う。最奥をぐりぐり♡捏ね回され、それだけでまた甘イキしてしまった。めくるめく法悦の渦に呑まれ、ただ淫らな声を漏らすばかりだった。
「なまえさんの生まんこサイコー……っ♡」
「やぁ♡♡♡ぬいて♡♡♡ぬいてぇっ♡♡♡んあぁぁっ♡♡♡♡」
戯れのような嘆願は当然聞き入れられることはなく、残酷にも律動が開始される。内襞を擦られ、弱いところを刺激されて……与え続けられる快楽に身体がおかしくなりそうだ。
奥底に腰を打ち付けられる毎に眼前に星が散る。こんな変な仮面の奴に犯されて♡気持ちよくなってるなんてありえないのに♡♡♡
「っひ♡♡♡あ♡♡♡あ、アッ♡♡♡♡」
「こっちでも遊んでみましょーか♡」
「ふ、♡♡ゥあ♡♡♡」
「うっわ♡ナカ丸見えですよ……すっげぇ……♡」
浅いところでゆっくり動きながらトビが手に取ったのは……オナホ。先程までとは違い、何も入っていないのに拡がった孔と蠕動する内部を見せつけられ、恥ずかしくて目を逸らす。
「クリ摘まむとナカも締まって……っ、あー気持ちいい……♡」
「あ゛っ♡♡♡しょこ♡♡♡どうじっ♡♡らめなのぉ♡♡♡♡」
「っう♡締めすぎっスなまえさん♡」
「っひ♡♡♡んぅあっ♡♡♡はげしっ♡♡♡♡」
偽物の陰核をぬめる指で潰され、ナカがきゅんきゅん♡わななくのが自分でもわかる。眼前に火花が散って、軽くイったことが遅れてわかった。
僅かに焦りを滲ませた声でオナホを放り出したトビが私の太ももを掴み、腰を大きくグラインドさせる。先ほどまでのゆっくりしたものとはまるで違う、叩きつけるような抽挿に私はただ揺さぶられるがまま嬌声を上げた。
「っは……一回出しますね♡」
耳元で囁かれた残酷な宣言に背筋が震えた。出すってどこに、まさか……まさか、このまま、
「や――っいやぁっ♡♡♡なかだしだめぇっ♡♡♡♡♡」
「え~? 今まであんなにさせてくれたのに?」
「っす♡♡好きでさせてたわけじゃっ、あァッ!♡♡♡♡」
そんなの絶対に嫌なのに……ナカでトビのものを食い絞めてしまうのがわかる。絶望と興奮が混ざり合い、その先の官能を想像して背筋が震える。
心とは裏腹に、身体は快楽を求めてしまう――。
「っは、イく、イく……っ!♡」
「っふあ、ぁ~~~~~ッッ!♡♡♡♡♡」
堪えきれず、突き上げられるがまま声にならない声を上げながら絶頂する。強烈な感覚に全身を痙攣させる。下半身が蕩けてなくなってしまいそうだった。
なのにトビは……射精しながらまだピストン運動を続けていて。
「あ♡♡♡これらめ♡♡♡イってるのにっ♡♡またイっちゃうぅっ♡♡♡♡♡」
子宮口に精子を塗り込めるように奥を穿たれて連続イきしてしまう。眩暈のするような悦楽に呑まれて、これ以上は本当におかしくなってしまうと思うのに……止められない。
あまりの快楽の重さに生理的な涙が零れ、仮面をずらしたトビが音を立てて眦を啜る。
「もっと楽しみましょうね、なまえさん……っ♡」
「っふ♡ア、んぅ……っ♡♡♡」
露出したトビの唇に齧りつくように唇を重ね、欲望のままにその舌を味わう。背中に腕を回せばまたトビが笑った。
快楽の底まで堕ちた私を咎める者は誰もいない――少なくとも、この場には。
衣服を身に纏い終えたオレは、全裸のまま気を失っているなまえを眺める。女の下半身は白濁にまみれ、木遁によって縛られていた腕と足には痕がくっきりと残っていた。凌辱の証が色濃く残るその姿に、征服欲や達成感といったものが満たされていくのを感じ、口端を歪めた。
しかしいつまでもこのままにしておくわけにもいくまい。そのまま持ち上げるには汚れが気になったため、もはや使い物にならないシーツになまえを包んで両腕に抱く。瞬身の術で彼女の部屋まで移動し、ベッドの上に降ろした。
未だ目を覚まさないなまえを一瞥し、部屋を出て後ろ手にドアを閉める。仮面の下で堪え切れずに嗤いながら。
ああ――今から次が楽しみだ。
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