聖護院家(といっても本家？じゃなくて成臣とその親が住んでいる別宅、多分親はあまり居なく実質成臣の家)
には気さくなおばさんの家政婦がいるのだが、
その親戚の女の子が(花嫁修業というか、なんというか、のため)ツテで家政婦バイトに来る
最初は「有名な会社の社長とその家族の家なんて……」と怖気づいていたが、
成臣が「あんまり気負わなくていいですから、たくさん練習していってください」と言ってくれてだんだん打ち解けていく
少しドジっ子なその女の子が失敗するたびに、成臣に優しく励まされているのをおばさんに見られ
「また坊ちゃんに甘やかされて」とからかわれる
しばらくして家事も十分上達し、元々短期の予定だったこともあり女の子はバイトをやめる

それから時間が経ち、ある時久々に連絡するとお互い結婚していた
好きだったというわけではないが、時間の経過を感じてある種の寂しさのようなものを感じる2人