あの日から
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きてほしくないと願ってもきてしまう放課後
いつもなら正門に向かっているけど、今日は昼休みに木兎先輩に言われた通りバレー部のいる体育館へ足を運んだ
『はあ…』
木兎「あ!!さえちゃん!!!」
『声でかい…』
「あれ、あの子って」
「一昨日怪我した子だ」
『……』
凄い覚え方されてて悲しい。まあ、実際そうなんだけど
名前も学年も知らなければそうなるのも納得がいく
赤葦「綾瀬、来てくれたんだね」
『うん。帰ってもよかったんだけどね』
「ちょ、赤葦。今綾瀬って言った?」
赤葦「はい」
木兎「え、木葉お前知り合いなの?」
木葉「知り合いも何も、綾瀬は有名な子だけど」
木兎「???」
『もう有名ではないです』
木葉「てっきり新山女子行ったと思ってた」
『蹴りました』
「「「蹴った!!??」」」
そんな驚かれるような事だろうか。いや、バレー界隈の人からしたら驚くか
ただ、ユース候補の話も新山女子の推薦も面倒って理由で蹴っただけ
木兎「新山女子?蹴った?…どゆこと??」
赤葦「木兎さん、やっぱり知らなかったですか。綾瀬はユース候補にも選ばれてた天才セッターですよ」
木兎「そーなの!?え、なんで梟谷 にいるんだ?」
『どっちも面倒だったんで』
木葉「あんな才能持っといて蹴った理由が面倒って…」
『…帰っていいですか?心配してたって木兎先輩に聞いて顔を出しに来たので』
木兎「だめだめ!!さえちゃんトス上げて!!!」
木葉「お前何言ってんの?」
木兎「天才セッターのトスで打ってみたいんだよー!!!」
赤葦「綾瀬にも用事があるかもしれないので辞めてあげてください」
木兎「えー!!!」
『いいですよ。トス上げます』
「「「え!?」」」
『一昨日のお詫び的なやつです。ただ、授業以外でまともにやってないので期待しないでください。体育館シューズ取って来ます』
私はそう言って体育館シューズを取りに校舎へ戻り
再び体育館へ行き、スカートの下からはジャージをはいて髪を一つに束ねた
『赤葦、ちょっと飛んで』
赤葦「…俺?」
『セッターでもいけるでしょ。ほら』
赤葦「わかった」
木兎さんにトスを上げる前に、赤葦で試しに上げさせてもらう事にした
バレー部全員がこちらを見る中、あの頃みたいにとは言えないけどトスを上げて赤葦が打った
「「「!!!」」」
『…案外鈍ってないな』
木兎「すげー!!!今の速攻!?」
『そうです』
赤葦「的確すぎでしょ…」
1年もまともにバレーしてないのによく上げれたもんだな…
さて、木兎さんにトス上げてさっさと帰ろう
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きてほしくないと願ってもきてしまう放課後
いつもなら正門に向かっているけど、今日は昼休みに木兎先輩に言われた通りバレー部のいる体育館へ足を運んだ
『はあ…』
木兎「あ!!さえちゃん!!!」
『声でかい…』
「あれ、あの子って」
「一昨日怪我した子だ」
『……』
凄い覚え方されてて悲しい。まあ、実際そうなんだけど
名前も学年も知らなければそうなるのも納得がいく
赤葦「綾瀬、来てくれたんだね」
『うん。帰ってもよかったんだけどね』
「ちょ、赤葦。今綾瀬って言った?」
赤葦「はい」
木兎「え、木葉お前知り合いなの?」
木葉「知り合いも何も、綾瀬は有名な子だけど」
木兎「???」
『もう有名ではないです』
木葉「てっきり新山女子行ったと思ってた」
『蹴りました』
「「「蹴った!!??」」」
そんな驚かれるような事だろうか。いや、バレー界隈の人からしたら驚くか
ただ、ユース候補の話も新山女子の推薦も面倒って理由で蹴っただけ
木兎「新山女子?蹴った?…どゆこと??」
赤葦「木兎さん、やっぱり知らなかったですか。綾瀬はユース候補にも選ばれてた天才セッターですよ」
木兎「そーなの!?え、なんで
『どっちも面倒だったんで』
木葉「あんな才能持っといて蹴った理由が面倒って…」
『…帰っていいですか?心配してたって木兎先輩に聞いて顔を出しに来たので』
木兎「だめだめ!!さえちゃんトス上げて!!!」
木葉「お前何言ってんの?」
木兎「天才セッターのトスで打ってみたいんだよー!!!」
赤葦「綾瀬にも用事があるかもしれないので辞めてあげてください」
木兎「えー!!!」
『いいですよ。トス上げます』
「「「え!?」」」
『一昨日のお詫び的なやつです。ただ、授業以外でまともにやってないので期待しないでください。体育館シューズ取って来ます』
私はそう言って体育館シューズを取りに校舎へ戻り
再び体育館へ行き、スカートの下からはジャージをはいて髪を一つに束ねた
『赤葦、ちょっと飛んで』
赤葦「…俺?」
『セッターでもいけるでしょ。ほら』
赤葦「わかった」
木兎さんにトスを上げる前に、赤葦で試しに上げさせてもらう事にした
バレー部全員がこちらを見る中、あの頃みたいにとは言えないけどトスを上げて赤葦が打った
「「「!!!」」」
『…案外鈍ってないな』
木兎「すげー!!!今の速攻!?」
『そうです』
赤葦「的確すぎでしょ…」
1年もまともにバレーしてないのによく上げれたもんだな…
さて、木兎さんにトス上げてさっさと帰ろう
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