キスして?とお願いしてみた
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ホテルの部屋に入ると、私は荷物をベッドに放り投げた。
「ふぅー、今日は歩いたね」
後ろから入ってきた
ジャン=ピエール・ポルナレフが肩を回す。
「まったくだぜ。まあでも美女と同室なら悪くない夜だな」
「はいはい」
私は軽く流す。
少しだけ沈黙があってから、なんとなく言った。
「ねえポルナレフ」
「ん?」
「変なお願いしてもいい?」
ポルナレフはすぐニヤッと笑う。
「おっと来たな。嫌な予感しかしねえ」
腕を組んで身構える。
「言ってみろよ」
私はあっさり言った。
「キスしてくれない?」
ポルナレフが固まった。
「……は?」
「私まだしたこと無くて」
「おいおいおいおい待て待て待て」
両手を上げて後ずさる。
「なに言ってんだお前!!」
私は肩をすくめる。
「どんな感じかな〜って」
「そんな軽い理由で頼むなよ!!」
ポルナレフは頭を抱える。
「いやいやいや……オレそういうの断れないタイプなんだって!!」
「じゃあいいじゃん」
「よくねえ!!」
彼はしばらく部屋をうろうろしていた。
「お前なぁ……」
振り返る。
「ファーストキスってのはもっとこう……」
言葉を探す。
「ロマンとかだな……」
私はベッドの上で膝を抱える。
「ポルナレフならいいかなって」
その言葉で、彼の口が止まる。
「……」
ポルナレフは数秒黙った。
それから大きく息を吐く。
「……ったく」
髪をがしがし掻く。
「そういう顔すんなよ」
私は首を傾げる。
「どんな顔?」
ポルナレフは苦笑した。
「断りづらい顔」
それからゆっくり近づいてくる。
ベッドの前で止まる。
「いいか」
指を一本立てる。
「一回だけだ」
「うん」
「それ以上はナシ」
「うん」
ポルナレフは少し屈んだ。
「目、閉じてろ」
私は素直に閉じる。
少し沈黙。
次の瞬間。
軽いキスが唇に触れた。
ほんの一瞬。
ポルナレフはすぐ離れる。
「はい終わり!!」
慌てた声。
振り向くと、ポルナレフは耳まで真っ赤だ。
私は唇に触れる。
「……」
「なんか言えよ」
「思ったよりドキドキする」
「だろ!?」
「もう一回」
「ダメだ!!」
即答だった。
「約束は一回——」
私は少しだけ近づく。
「ポルナレフ」
「……」
「優しいね」
その言葉で、彼の表情が止まる。
「……お前な」
低くなる声。
一歩近づく。
さっきより距離が近い。
「そういうこと言うと」
顔が近づく。
「勘違いするだろ」
次の瞬間。
さっきより深く唇を塞がれる。
短いキスじゃない。
少し長い。
離れた時、胸がドキドキしていた。
ポルナレフは目を逸らして頭を掻く。
「……くそ」
照れたように笑う。
「だから言ったろ」
肩をすくめる。
「一回でやめときゃよかったんだ」
それからぼそっと付け足す。
「オレの方が危ねえ」
私は首をかしげる。
「どう危ないの?」
ポルナレフは少しだけ笑う。
それから、また少し顔を近づける。
「……今それ聞くか?」
低い声。
心臓がドキッとする。
ポルナレフは、ふっと笑う。
「ほら」
指で私の額を軽くつつく。
「その顔だよ」
「ふぅー、今日は歩いたね」
後ろから入ってきた
ジャン=ピエール・ポルナレフが肩を回す。
「まったくだぜ。まあでも美女と同室なら悪くない夜だな」
「はいはい」
私は軽く流す。
少しだけ沈黙があってから、なんとなく言った。
「ねえポルナレフ」
「ん?」
「変なお願いしてもいい?」
ポルナレフはすぐニヤッと笑う。
「おっと来たな。嫌な予感しかしねえ」
腕を組んで身構える。
「言ってみろよ」
私はあっさり言った。
「キスしてくれない?」
ポルナレフが固まった。
「……は?」
「私まだしたこと無くて」
「おいおいおいおい待て待て待て」
両手を上げて後ずさる。
「なに言ってんだお前!!」
私は肩をすくめる。
「どんな感じかな〜って」
「そんな軽い理由で頼むなよ!!」
ポルナレフは頭を抱える。
「いやいやいや……オレそういうの断れないタイプなんだって!!」
「じゃあいいじゃん」
「よくねえ!!」
彼はしばらく部屋をうろうろしていた。
「お前なぁ……」
振り返る。
「ファーストキスってのはもっとこう……」
言葉を探す。
「ロマンとかだな……」
私はベッドの上で膝を抱える。
「ポルナレフならいいかなって」
その言葉で、彼の口が止まる。
「……」
ポルナレフは数秒黙った。
それから大きく息を吐く。
「……ったく」
髪をがしがし掻く。
「そういう顔すんなよ」
私は首を傾げる。
「どんな顔?」
ポルナレフは苦笑した。
「断りづらい顔」
それからゆっくり近づいてくる。
ベッドの前で止まる。
「いいか」
指を一本立てる。
「一回だけだ」
「うん」
「それ以上はナシ」
「うん」
ポルナレフは少し屈んだ。
「目、閉じてろ」
私は素直に閉じる。
少し沈黙。
次の瞬間。
軽いキスが唇に触れた。
ほんの一瞬。
ポルナレフはすぐ離れる。
「はい終わり!!」
慌てた声。
振り向くと、ポルナレフは耳まで真っ赤だ。
私は唇に触れる。
「……」
「なんか言えよ」
「思ったよりドキドキする」
「だろ!?」
「もう一回」
「ダメだ!!」
即答だった。
「約束は一回——」
私は少しだけ近づく。
「ポルナレフ」
「……」
「優しいね」
その言葉で、彼の表情が止まる。
「……お前な」
低くなる声。
一歩近づく。
さっきより距離が近い。
「そういうこと言うと」
顔が近づく。
「勘違いするだろ」
次の瞬間。
さっきより深く唇を塞がれる。
短いキスじゃない。
少し長い。
離れた時、胸がドキドキしていた。
ポルナレフは目を逸らして頭を掻く。
「……くそ」
照れたように笑う。
「だから言ったろ」
肩をすくめる。
「一回でやめときゃよかったんだ」
それからぼそっと付け足す。
「オレの方が危ねえ」
私は首をかしげる。
「どう危ないの?」
ポルナレフは少しだけ笑う。
それから、また少し顔を近づける。
「……今それ聞くか?」
低い声。
心臓がドキッとする。
ポルナレフは、ふっと笑う。
「ほら」
指で私の額を軽くつつく。
「その顔だよ」
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