眠りに落ちて
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なまえは、ゆっくりと花京院のほうに顔を向けた。
花京院は枕元に片手を置き、視線を泳がせたまま固まっている。耳まで真っ赤だった。
「……その、驚かせてしまって。すみません」
顔は真っ赤なのに、声だけは妙に真面目で。
余計におかしくて、なまえは微笑んだ。
「ううん。私こそ。……昨夜のこと、ありがとう。すごく安心した」
その一言で、花京院はようやくなまえをまっすぐ見た。どこか、罪悪感と照れが混ざったような顔で。
「……安心して眠れたなら、よかったです。僕は、ただ……あなたを放っておけなくて」
静かな声に、なまえの胸がじんわり熱くなる。花京院はもう一度視線を落とし、指先でシーツをゆるくつまんだ。
「それに……ああいう寝方になったのは、僕のせいです。あなたが眠っても離れたくなくて。……本当に、“うっかり”で」
うっかり、のわりに抱きしめてた腕はがっつりだった気もする。なまえはくすっと笑って、ベッドからゆっくり身を起こした。
「……怒ってないよ。むしろ……心地よかった」
その言葉に、花京院の肩がびくりと震えた。
「……っ、そ、そう言われると余計に困るんですが……」
耳まで真っ赤のまま、彼も起き上がる。
ほんの数秒。
目が合うだけで胸がどきりと鳴る沈黙が落ちた。
そして花京院は、そっと微笑んだ。
「……でも。皆には散々からかわれましたからね。ここで引き下がるわけにもいきません」
「え?」
「……後で、きちんと“説明”をしないといけないので」
なまえは肩を落としながら笑った。
「何て言うつもり?」
花京院は少し考えたあと、小さく息をついた。
「……本当のことを、ですよ。あなたが眠れるように側にいて……僕も、安心して眠ったということを」
その言い方があまりに真っ直ぐで、なまえは頬が熱くなる。
「花京院くん……」
「それに」
花京院は立ち上がり、扉の方へ歩きながら振り返った。
夜よりも柔らかく、けれどはっきりとした眼差しで。
「……僕は、あなたを抱きしめたことを後悔していませんよ」
その瞬間、心臓が跳ねる。
花京院は静かに扉に手をかけた。
「行きましょう。みんな、もうテーブルに集まってます。……また何か言われるでしょうけれど」
「……うん」
立ち上がったなまえの手を、花京院がそっと取る。
花京院は枕元に片手を置き、視線を泳がせたまま固まっている。耳まで真っ赤だった。
「……その、驚かせてしまって。すみません」
顔は真っ赤なのに、声だけは妙に真面目で。
余計におかしくて、なまえは微笑んだ。
「ううん。私こそ。……昨夜のこと、ありがとう。すごく安心した」
その一言で、花京院はようやくなまえをまっすぐ見た。どこか、罪悪感と照れが混ざったような顔で。
「……安心して眠れたなら、よかったです。僕は、ただ……あなたを放っておけなくて」
静かな声に、なまえの胸がじんわり熱くなる。花京院はもう一度視線を落とし、指先でシーツをゆるくつまんだ。
「それに……ああいう寝方になったのは、僕のせいです。あなたが眠っても離れたくなくて。……本当に、“うっかり”で」
うっかり、のわりに抱きしめてた腕はがっつりだった気もする。なまえはくすっと笑って、ベッドからゆっくり身を起こした。
「……怒ってないよ。むしろ……心地よかった」
その言葉に、花京院の肩がびくりと震えた。
「……っ、そ、そう言われると余計に困るんですが……」
耳まで真っ赤のまま、彼も起き上がる。
ほんの数秒。
目が合うだけで胸がどきりと鳴る沈黙が落ちた。
そして花京院は、そっと微笑んだ。
「……でも。皆には散々からかわれましたからね。ここで引き下がるわけにもいきません」
「え?」
「……後で、きちんと“説明”をしないといけないので」
なまえは肩を落としながら笑った。
「何て言うつもり?」
花京院は少し考えたあと、小さく息をついた。
「……本当のことを、ですよ。あなたが眠れるように側にいて……僕も、安心して眠ったということを」
その言い方があまりに真っ直ぐで、なまえは頬が熱くなる。
「花京院くん……」
「それに」
花京院は立ち上がり、扉の方へ歩きながら振り返った。
夜よりも柔らかく、けれどはっきりとした眼差しで。
「……僕は、あなたを抱きしめたことを後悔していませんよ」
その瞬間、心臓が跳ねる。
花京院は静かに扉に手をかけた。
「行きましょう。みんな、もうテーブルに集まってます。……また何か言われるでしょうけれど」
「……うん」
立ち上がったなまえの手を、花京院がそっと取る。